「成人式って、やっぱり中学校のメンバーで集まるとかいな?」
「友達の中学校では、ホテルの宴会場貸し切って、同窓会やります!って招待状が夏休みくらいに届いたみたいよ〜。」
「え、そうと?私たちの中学校では誰が同窓会取り仕切ると〜?当時の学級委員やったっけ?そろそろ始めんとヤバくない?」
「もう、10月だし、あと3ヶ月切っとるけんねー。誰かに幹事お願いして、同窓会やるなら急いで、声かけはじめんとね。先生も呼びたいよね〜!」
「そうやね、なんか話聞く限り、誰もうちの中学校動いてなさそうやし、おれ、幹事やるわ!その代わり、みんな協力してくれん?」
ガラケーを片手に、当時仲のよかった男女メンバーと夜な夜なメールを送り合っていた20歳、大学2年生の冬。
成人式の後に福岡の大名のBarで開催された中学校の同窓会では、幹事を務め、同じ学年の仲間、先生含め、計80人で久しぶりの再会に花を咲かせてました。
いよいよ今週の月曜日、明後日に迫った成人式。振り返ると、ippeiは相も変わらず、イベントをやってたんですね。我ながら恥ずかしくなりました。笑
あれからはや、6年!(月日が経つのは早い!)あのとき、おれってなにを考えてたっけな。大学2年のときって、キャンパスライフにも慣れてきて、なにか新たにはじめてみたいけど、なにしたらいいだろう〜って、なんだかモラトリアムな時期だった気がする。あれから少しは成長できてるのかなあ、ippei。
GOOD AT TOKYOのメンバーは、どんなことして過ごしてたのかな。ってことも気になあるなあ。地域や大学が違えば、やってることも全然違いそうだし。今週は成人式を控えている事もあり、このテーマでお送りします。成人式をきっかけに僕らの20歳の時を振り返ってみましょうか。
「20歳のとき、なにしてた?」
20歳。大学2年生。なにしてたっけかな。思い返すと、入学早々に同じクラスの一目惚れした女の子に告白するも、願い叶わず、傷心状態だった大学1年時からようやく立ち直った時期だった気がする。わ、若いな(笑)。とにかく大学生活のほぼ全部を占めていたのは、入っていたテニスサークルでの出来事。先輩達が、失恋で傷心した自分をいつもいじって、笑いに変えてくれていた。
高校が男子校で、サッカーと勉強に明け暮れた毎日を送っていた。女性と会う事がほとんど無かったたせいか、女の子を前にするといつもどもってしまったり、気になる子がいると影に隠れて出会わないようにしたりと、なかなか女の子とのコミュニケーションが苦手な男の子でした。そんな自分を楽しいキャンパスライフにしてくれていたのは、サークルの先輩達。サークルの毎日は、ざっとこんな感じ。
3時限目の授業が15時に終わり、みんなで溜まり場に集まって、先輩達の車とバイクで近くのテニスコートに直行。テニスは、がちな感じでは一切なく、チームを決めて、男女のミックスで打ち合う和気あいあいとした、ザ・テニスサークルといったそんな感じ。(多分、みなさんのイメージ通りです。)
テニスで2時間軽く汗を流したあとは、6班位に分かれて、みんなでご飯。じゃんけんをして、勝った人から好きなお店に行くことができるので、みんな必死。ご飯を食べた後は、ゲーセンでプリクラを撮りに行って、変顔で盛り上がる。学校に戻ると夜は20時。みんなで輪になり、即興でコントをやったり、今日の感想を話したりして、一本締め!これで終わり!!!!
な筈は到底無く、ボウリング班、ダーツ班、ビリヤード班、カフェでまったり班、DVD鑑賞班等5班くらいに分かれて、また遊びが始まる。夜は終わらない。未成年は帰った23時頃、各々の班で全力で遊んで帰った来た輩が学校に集まってくる。
そう、今から飲み会が始まるのだ。そして、お店ではゲームをしながらの飲み会。みんな酔っぱらって、目が覚めると、先輩の家で翌日朝10時頃起床。「とりあえず、友達に出欠シートの提出だけお願いしといたわ。今日は3限だけ出て、バイトだな。」とかむにゃむにゃ言いながら、二日酔いを覚ますためにコンビニで水を購入し、サークルの先輩達と溜まり場に向かい、3限が始まるまで大富豪で盛り上がる。
そんな楽しいサークル生活にも慣れて来て、このままでいいのだろうかと思い、今度こそ自分の好きになった人を振り向かせられるくらい魅力的な人になろう!と決意し、アルバイトも本格的に励み始めたのが20歳辺りでした。
もっと初対面の人ともフランクに仲良く話せるようになりたいなと思い、当時、大学生に人気で、福岡では一番カジュアルな接客だと思っていた焼肉屋さんでバイトを開始。もっといろんな事を知っていて、実際に行動に移せるような魅力的な人になりたいと思って、大学1年時から始めていたTV局のカメラマンのアシスタントのアルバイトも積極的に働くようになりました。
主な担当は、朝のニュース番組の屋外での天気予報のコーナーのアシスタント。そこでは、TV番組に出演している一流の芸能人の方々に会ったり、最新スポットに取材に行ったり、勤務時間は4時から8時頃までと朝は、ちょっぴり早いけれど、ワクワクして、毎日楽しい時間を過ごせるようになってきました。カッコいいしごともしたい!と思って、福岡の大名のカフェで黒シャツにサロンをまいて、休日のランチタイムに、おしゃれにホールで働き始めたのもこの時期。
結果的に、一目惚れしたあの子のハートを射抜く事はできなかったけれど、失恋から立ち直って、自分磨きに邁進していた時期でした。青春ってやつですね。
好きなあの子を振り向かせたい!
マーク・ザッカーバーグが描かれている映画「ソーシャル・ネットワーク」でも、彼女を振り向かせたい!そんな思いで主人公がFacebookを立ち上げました。昔も今も世界を動かすのは、そんなピュアな動機なのかもしれません。
20歳から6年。自分自身、根本はなにも変わっていないなあっていうのと、いろんな経験をしてきたことで、当時みたいに、自分を見失って、周りに迷惑をかけることは、少しずつなく少なくなってきた気がします。これが、大人になるということなのかな。
20歳のippeiへ。
女の子とまともに話す事もできなかったあなたは、大学生活で泣いたり笑ったり、いろんな経験をしたことで、それを克服し、いま、女性が多く働くファッション業界で好きなしごとをして、毎日楽しく働くことができています。これも当時、いつも近くで支えてくれた友達のおかげですね。これからもイベントを企画したりして、その仲間達が喜んでくれたらいいですね。そういえば、大学の卒業文集では、一言「夢中に生きる」って書いていましたよ。あなたは、挫折や失敗をしてもそれを乗り越えてきました。何事にも好奇心を持って、挑戦して、毎日ワクワクしながら過ごす事が20代では大切なのかもしれません。くれぐれも飲み過ぎには注意してくださいね!
PS:12年後の32歳は、どんな人生を送っていると思いますか?