ウェブに片足をつっこんだ理由

こんばんは月曜担当のoichiです。今日は台風が去って久しぶりに快晴を見て心地よい気分です。今月は宇都宮市大谷で大谷石の採掘場を使ったイベントをしていたのでドタバタしている一ヶ月です。これから収拾したコンテンツをまとめる作業があるのでもう一踏ん張りといったところです。改めて人の想いが詰まった場所や歴史ってすごいパワーがあります。自分は改めて心を動かされる仕事をやりたいと強く思いました。今週は読書の秋ということで、自分の好きな本のテーマについて書きます。これからご紹介する本も8年くらい前に心動かされた本です。

ウェブ進化論-本当の大変化はこれから始まる-

ネットに関わる人であれば、おそらく一度は読んだことがあるくらい有名な本だと思います。自分が大学1年生の時に読んでその後の学生生活を大きく変えた本です。読んだ当時もずいぶん昔になってしまったので、記憶もおぼろげになってしまっていますが、自分の起点となったのはネットによって人の生活が”企業主体”から”個人主体”へより本質的なものに変わるといったものでした。そもそも働くことの意味や、特に何気なく暮らすなかで発生する固定費としての家、土地。また僕らにとっての国家とは何かといったことへの関心の起点がこの本だったと思います。この本を読んでブレイクスルーキャンプにも参加しようと思いました。とにかく出来ないことを「出来ない」と諦めずに「やってみろ」と思える今の自分があるのは、間違いなくこの本を読んでから発展したものだと思います。

インターネットが登場して一〇年。いま、IT関連コストの劇的な低下=「チープ革命」と技術革新により、ネット社会が地殻変動を起こし、リアル世界との関係にも大きな変化が生じている。ネット参加者の急増とグーグルが牽引する検索技術の進化は、旧来の権威をつきくずし、「知」の世界の秩序を再編成しつつある。そして、ネット上にたまった富の再分配による全く新しい経済圏も生まれてきている。このウェブ時代をどう生きるか。ブログ、ロングテール、Web2.0などの新現象を読み解きながら、大変化の本質をとらえ、変化に創造的・積極的に対処する知恵を説く、待望の書。

良かったら読んでみてください。