突破口は「好きなこと」

 久しぶりに自分の考え方を整理してみました。

 

分野を横断して物事を考える

何かの専門家にはなれないけど、色々なものを組み合わせれば、専門家にも真似できない発想を生みだせる。総合的に物事を考える際、複数の分野を横断できれば、ユニークな存在になる。分野間の距離は遠ければ遠いほど面白い。

 

常日頃から様々なジャンルのものにふれる

目の前にあるものは、世界的に見て珍しいのかどうか、「目利き」的な視点を持つことが大切。そのためには、一流のものにふれるのと同時に、様々なジャンルのものに常日頃からふれておくこと。他にも同じことをやっている人がいるのを知らないで盛り上がっていたら、お山の大将になってしまう。専門外の価値を測る物差しを持っていれば、面白い組み合わせを考えられる。

 

「アナログ」なことに勝機がある

食でいえば、手料理。旅でいえば、自転車旅とか歩き旅。アナログなことは人とのつながりがより感じられる。つながりが希薄になる現代において、アナログに生きられる人の価値は上がるし、稀有な存在になる。

 

不安は気体のようなもので、小さくても心の中で広い面積を占める

不安さえなければ、基本的に毎日楽しい。特別なことは求めずとも、当たり前の中に幸せを感じられる心を養うことが大切。不安を拭い去る自分なりの方法論を持つことも重要。

 

「知らないこと」を楽しむ

何かを知りたいと思ったとき、迷わず専門家に連絡を取る。自分で勉強することも大切だけど、好奇心が引き寄せる人との出会いは本当に素晴らしく、人生に豊かなものをもたらしてくれる。

 

好奇心が人を引き寄せ、行動が人を巻き込む

好奇心のアンテナは、無意識に最適な人をサーチしている。そして人と人との関係においては、より行動を起こしている人が他方を巻き込むという自然の摂理があるように感じる。

 

突破口は「好きなこと」

「自分が美しいと思ったもの」=「自分の美しさ」だと思っている。たとえば絵を見て、「素晴らしい」と感じたとする。それは、自分の中にある「何か」と、絵の中にある「何か」が共鳴したということ。つまりその絵の美しさは、自分の中にあるのだ。音楽でも、サッカーでも、文章でも何でもそうだ。好きなものにふれることが、自分の美しさを教えてくれる。

自分の限界を全く考えず、興味を持った全ての事に挑戦しているのは、興味を持った時点で、それが自分の美しさだと知っているから。「好きなこと」が、突破口になる。