とある出来事から5つの作品をつくりました。

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こんばんは!梅雨の時期に入って髪の毛のクルクルが確実にレベルアップしている土曜日担当デザイナーのルイスです。

さて、このあいだの火曜日に少しだけ嬉しい出来事が起こりました。
22:30ごろ会社から帰るときスキンヘッドの筋肉もりもりの外国人がすごく悲しそうな顔をしていました。こんなイカツイおっちゃんがどーしたんやろと思って見ていると、目の前まできてすごく悲しそうにゆっくりと丁寧な英語で話しかけてきました。どうやら赤坂駅の入り口がみつからないとのこと。日本語が全くできないので人に聞きづらく1人でずーっと探していたそうです。悲しそうな顔をみてなぜかこっちまで悲しくなりました。すぐ行き先を聞いて、切符を一緒に買って地下鉄のホームまでいって見送りました。

私もブラジルに帰っていたとき、分からないことがあれば人に聞いていたのですが、面倒くさそうにされたり、嫌な顔されたりして臆病になってしまったことがありました。極力、人に聞かず自分で解決するようになっていったのです。そんな自分を思い出して、勇気を出して聞いてくれたこの人が”聞いて良かった!”と思ってくれるくらい全力で案内しよう!案内するときは下手くそな英語とフルパワーの身振り手振りを駆使して一生懸命会話をしました。その気持ちが伝わったのか最後は満面の笑みで”Thanks!!”と言ってくれました。家までの帰り道、心臓の奥の方があったかかくて意味も分からなく幸せでした。しょうもないことかもしれないですし、ただの自己満足かもしれませんが役に立てたということは私にとって幸せな出来事でした。

家に帰ると、もっと何か自分にできることないかなーと考えて”作品をつくる”という答えを出しました。デザインは問題解決ですが、アートは自己表現です。後者で具体的に人の役にどう立つのか全く分かりません。ですが、花のように誰に対してでも綺麗で微笑みかけているような作品をつくって、見てくれた人を笑顔にさせる。それが作品制作を通じて人の役に立つということに繋がるのかなと思います。この出来事の日から土曜日まで毎日作品を制作しましたのでUPさせていただきます。

5つの作品

01 平等
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02 前進
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03 穏やか
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04 海
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05 雨
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以上です。
インスタグラムで作品を随時UPしているので良かったら見てってください。
http://instagram.com/luiz_marcorio