ブラジル人な父さんのこと。

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こんばんは!先々週のライブペイントについて書こうかなと思っていたのですが、ちょっと軌道修正して父のこと書きます。土曜日担当デザイナーのルイスです。

私はこの世界で1番、父と母と姉と姪を愛しています。

その中で父のことについて

父はブラジル人。
私と姉に対しては世界1優しい父。
何も文句を言わずに好きなことをやらしてくれた父。
ブラジル帰ったとき毎朝美味しいコーヒーをつくってくれてた父。
いつも冗談ばっかり言って陽気で楽しい父。
でも感動する映画や悲しい映画を観るとすぐ泣いてしまう父。
滅多に怒らないがサッカー観戦の邪魔をするとすぐキレてた父。
20年以上日本にいるのに全然日本語を覚えようとしない父。
初めてボーリングにいったとき「みんなバカだなーHAHAHA」と言ってピンの目の前まで歩いていこうとする父。
父の悲しい姿を初めてみたのはおじいちゃんが天国に行った日。
タバコとお酒が大好き過ぎていつも母に怒られている父。
家の中で友達がサングラスかけているのみて「ルイス、そいつに言ってやれ。この家の中には太陽出てないよってなHAHAHA」と小バカにする父。
中学生のころ「仕事辞めたよーHAHAHA」と普通に笑って帰ってきた父。
大学生のころ久々に実家帰るとほっぺにチュウしてきた父。
姪っ子に対してデレデレでなんでも買ってしまう父。

そんなお茶目な父が大好きで大好きで心から愛している。

父との思い出で深く心に残っているのは、

高校3年の2月、2人で車に乗っているとき。
「俺はもう充分幸せな人生を歩んだ。日本で美味しいラーメン、餃子、寿司をたくさん食べたからな。これからは大学生になって夢を叶えていくルイスを全力で支えていく」と言ってくれたことです。
冗談なのか本気なのか分からなかったのですが、とにかく嬉しかったです。

日本にきて言葉が分からない、友達もいない状況から毎日働いて一生懸命育ててくれてありがとう。
支えてくれたおかげで大学のときの夢は叶った。
本当に父さんと母さんのもとに生まれてきて良かった。
子どもができたとき、父さんと母さんのように愛情たっぷり自分の人生をかけて幸せにしていきたい。
いつまでも笑顔で元気で冗談を言い続けてほしい。今度は父似の息子が支える番。

と、ふと父のことを想って書いてみました。
一昨日、病院で重い病気かもしれないと言われ、
今朝また診断に行くとどうやら簡単な治療ですぐ治る病気みたいらしく本当に良かった。
父はいい年になった。いつ何が起こってもおかしくない。息子が1番ちゃんとしっかりしないと。
お盆は家族で旅行にいこう。一緒に海に行こう。一緒にビールを飲もう。一緒に母さんに怒られよう。
恥ずかしくて今まであまり想いを伝えてこなかったけど、ちゃんと言葉に出していこう。

神様ありがとう。ありがとう。

姪、私、父、母 撮影:姉
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以上です。今週こそライブペイントのことについて書こうと思います。

PS.どなたかこの記事をポルトガル語に翻訳して送っていただけるとありがたい。。