偉大な人、ピカソ。

160624
こんばんは!土曜日担当デザイナーのルイスです。とうとうイギリスがEU離脱する流れになりましたね。個人的な見解としては、これはとんでもないことだと思います。リーマンショック以上の世界恐慌が起こるかもしれません。日本にも大ダメージです。各国とともに日本企業もイギリスに会社や工場を多くおいています。理由としてはEUに所属していたイギリスを窓口に、他の加盟国と安く貿易をするためです。EU離脱となると関税がかかってしまい、損をしてしまいます。利益が少ないため商品を売りたくても売ることができない、つまり含み損の状態が続くことになります。よって株価も暴落することになります。
実際に先週の金曜日に日経平均が約1400円マイナスになって15000円をきりました。これからどうなっていくのでしょうか… 私のまわりに影響があるとしたら、不況によって各企業の広告予算が減ってしまい、リニューアル・プロモーション・アプリ開発といった新規案件が減る、もしくは一定期間なくなるといった状態に陥るかもしれません。今日は株価が安定していたみたいですが、これから先どうなるのかは分からない…個人としては目の前のことを一生懸命にやるのみですが。
さて、柄にもなく経済のことを書きましたが、今週のテーマ「好きな歴史上の人物」、

パブロ・ピカソ

芸術の歴史において、大きな衝撃を与え革命を起こしたピカソが好きです。ピカソというと子どもが描いたような下手な絵というイメージなのですが、幼少期から絵を描いていて実は絵がものすごく上手かったのです。ピカソはそのときの時代、思想、感情を思うがままに様々な手法を試して描いていく芸術家です。私の得意とするコラージュ技法もやっていたみたいです。
ピカソの有名な作品「ゲルニカ」についてですが、スペインのゲルニカという町で起きた惨劇を表現しています。ナチスドイツ軍によって空爆されたときの様なのです。ピカソはゲルニカ空爆をどうにか人々の記憶に残して、二度と悲劇が起こらない平和な世になるよう描いたと思っています。確かパリでゲルニカが展示された際にドイツ高官がピカソに対して「君が描いたのかい?」と尋ねたところ、ピカソは「いや、君たちが描いたんだ」と返したらしいです。そんな政治的メッセージ性の強い作品を残してきたピカソが偉大で好きです。