でも全部笑えたらいい ぜんぶ抱え生きていけたらいい

2015年発投稿
日曜日担当のHachiです

先週は更新できず申し訳ありませんでした。
26日に仕事を納め、会社の忘年会・送別会を終え、27日に大阪へ帰省しました。
大阪の自宅に着いた途端、体調がまぁすぐれないこと。
「病は気から」と、己の不調に気づかないふりをして遊んでみましたが、その努力も虚しく悪化、発熱。
救急病院に駆け込み、まぎれもないインフルエンザとの診断をいただきました。
そんなドタバタンキューの年末。予定はすべてキャンセル。寝込むための帰省。げほげほ。
ゆっくりじっくり養生したおかげで、すぐに元気になりました。

そしてそして、大晦日に東京行きの新幹線に乗り込み、2015年の幕開けは横浜の赤レンガで。
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カウントダウンまで時間に余裕があったので、気になっていた映画「海月姫(くらげひめ)」を見て、
赤レンガで海鮮丼を食べながら、パブリックビューイングをしていた紅白歌合戦をみて、
そんなに寒くない冬の夜、雨という予報を気持ちいいほどに裏切ってくれた快晴の空には星が輝き、
港にバンバン打ちあがる花火を眺めながらその瞬間を迎えました。

毎年年越しは「越したぜ!あけたぜ!おめでたたぜ!!」とワーワー大騒ぎしていて、
新年キター!と、とてもおおげさな気持ちで過ごすのですが、
なぜか今年は不思議なほどにさらりとするりと自然な気持ちで流れるような年越しでした。
『「今年なりたい自分」でそれぞれその瞬間を迎えよう』という提案があったので、
隣で「企画がたくさん通りますように」と企画書を書きはじめる姿をながめながら、
私は2015年、はたしてどうなりたいのかなぁと改めて考えてみました。

2015年の豊富

考えてはみたものの、これまた不思議と、2015年”だから”どうしたいというのが全く浮かびませんでした。
毎年色んなことを「今年中に」と、中途半端になっていることにカタを付けたり、
新年を迎えるにあたって旧年を断ち切るような気持ちでいるのですが、今年は2014年と2015年を区切れないなぁ。
「さよなら2014年、こんにちは2015年」という感じではなく、「2014年のつづきで、流れていくうちにある2015年」。

カウントダウンがはじまったその瞬間、
背の小ささのせいで見えづらい花火に背伸びすることなく、ぎゅうぎゅう押される人ごみの圧力を被ることなく、
寒さにがくがく震えることなく、特別なことは何もせずただただ無心で、自然体で、ただただそこに立って、
でもすごく晴々した気持ちでするりとその瞬間を迎えました。自分の中では初めての新年の迎え方。

毎年の瀬、私はどんなドタバタな1年でも「今年めっちゃいい年だったなァ」と思いながらその一年を振り返る。
もちろん毎年嫌なことも辛いこともしこたまあるけれど、「終わりよければ全て良し」で年の瀬がくると忘れちゃう。
そんなハッピーな脳みその自分が実は好きだし、毎年そんなハッピー野郎でいたいって思います。

2014年は、自分にとって今までで一番印象的で、変化があって、素敵で刺激的で、いい1年だったなぁ。
いろんな運と縁に恵まれて、本当に大好きな1年。この流れを断ち切りたくないから、流れるような2015年の幕開け。
2015年も2014年の素敵っぷりを持ち越して、新鮮な気持ちで、自分らしく過ごしていきたいと思っています。
これが抱負といえるのかは、さておき。

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カウントダウンのあと、その足で明治神宮へ初詣、そのあとひとりで東京大神宮へ初詣、そして翌日我が家の氏神様へ初詣。
じっくり新年のご挨拶をし、御守りを貰って、いよいよわくわくのおみくじというサイクル。

明治神宮のおみくじには「自分の心の鏡を毎日磨きなさい」との言葉が書いてあって、大事なな言葉をもらえた気がしました。
曇っている鏡では真実を見ることはできないので、頑固、みえ、意地、知識、偏見などなどの曇りをなくし、
しっかりと自分の目で自分と周りを見据えましょう、毎日こころの鏡を美しく保ちましょうということなのだと思います。

東京大神宮では「良縁に恵まれます」という言葉がらんらんと輝いている中吉のおみくじ、
氏神様である月島神社ではすべてにガッツポーズとしたくなる大吉のおみくじ。やっぱ今年いい1年になる予感。
おみくじを引くと気持ちがぐっと引き締まり、己を省みることができますよね。大好きおみくじ、ありがとうおみくじ
ちなみに、「巳の神様」がいる月島神社は、巳年の私のパワースポットだと勝手に思っています。

今年の12月末の私がこの日記を読んだとき、どんな風に思うのかなぁ。
2015年の365日にわくわくしながら、最後のお休みを堪能したいと思います。

皆さま今年も1年どうぞよろしくお願いいたします。
タイトルの歌詞はいきものがかりの「笑顔」。

いつかちょっと悲しいこともある、いつかちょっと嬉しいこともあるという言葉に続く歌詞です。
自分の身の周りに起こることすべてで人生だから、嫌なこともいいこともすべて自分の味にしていけたらいいなぁ。
新年を迎えた自分にどんぴしゃりな歌です。