どうもどうもこんばんは、サンデー担当kimixです。今週のテーマは「私の好きな本」。好きな本はあるけど最近の本にはうといのでわたしの趣味丸出しで好きな本たちを紹介したいと思います。
どろぼうの神さま
12歳の少年プロスパーと5歳になる弟のボーは、読書好きの少女ヴェスペやその仲間たちと、廃墟となった映画館で暮らしていた。兄弟は、2人を引き離そうとする伯母夫婦から逃れるため、ヴェネチアまで家出してきたのだ。そんな身寄りのない子どもたちのリーダーは「どろぼうの神さま」と呼ばれる少年スキピオ。スキピオは、金持ちの家や美術館に忍びこんでは、高価な品々を盗み出す怪盗だ。しかし、伯母夫婦から依頼を受けた探偵ヴィクトールの出現によって、子どもたちの生活に、少しずつ変化が訪れる。
実はわたし、無類の児童書好きなのです。ハリー・ポッターも全巻読みました。有名どころだとダレン・シャンも、指輪物語も大好きです。そんなわたしがおすすめする、ちょっとマイナー?な児童書はこちら。ドイツの児童文学作家コルネーリア・フンケの長編ファンタジー。ファンタジーだけど少し現実味を帯びててファンタジーじゃない感じもする。
速く大人になりたいと願う子供と子供に戻りたいと願う大人たち。まだ一度も行ったことがないヴェネチアの風景がすぐに浮かんでくるような描写が好きで好きで何度も読み返してしまいます。
休日のちょっとした息抜きに、いかがでしょう?
わたしのマトカ
ゴムに塩と砂糖をまぶしたような激しい味の「サルミアッキ」に驚愕、お互い言葉が通じないトラムの運転手さんの親切に涙、怪しいクラブ「地獄」に果敢に挑戦、フィンランドのおふくろの味に舌鼓……。旅好きな俳優が、映画の撮影で滞在したフィンランドの日々をユーモアと愛情たっぷりに綴る、人情味溢れる旅の話。笑えてジンとくる、名エッセイ。
片桐はいりさんといえば、そう、あの名脇役の女優さん。フィンランドが舞台になった映画「かもめ食堂」の収録中・収録後にフィンランドを放浪した記録が描かれています。
北欧旅行に向かう飛行機のなか、この小説を読みながらフィンランドに思いをはせてたのもいい思い出。
この本にも書かれてる”ゴムに塩と砂糖をまぶしたような激しい味の「サルミアッキ」”。どんな味かとソワソワしながらフィンランドで買って食べたら案外クセになっちゃってずっと食べてました。笑 他にも素敵な朝市だったり、大きなサヤエンドウの食べ方だったり。とっても美味しそうなエピソードがたくさん。フィンランドに行く前に1度は読むことをおすすめします。
& Premium
衣食住、そして旅やカルチャーなど、ライフスタイルのさまざまなシーンに、自分にとっての“上質”を足していくがコンセプトの大人の女性のための新クオリティライフ誌『アンド プレミアム』が誕生しました。
これは雑誌だけど最近はまってる一冊。「& Premium」毎回特集内容が肩肘張ってない感じでスッと読める。だから毎月の発売が楽しみ。もうvol.1は廃盤になってしまいプレミア価格になってオークションに出ているらしい。vol.1以外は持っているのですごく悔しい〜。立ち読みで終わらせず、買っておけばよかった〜!
いつかこの雑誌で挿絵とか描ける日がやってくるといいなあ。なんて密かに思ってます。