いとをかし

どうも、1週間更新が遅れました、鼻水が止まりません。少し風邪気味のippeiです。
さて、早速、今週のテーマについて。

「日本こと好き?」

日本人ならではの感覚ってなんだろ

「日本のこと好きですか?」この問いに、そう、簡単に答えられる話ではない。高校時代に修学旅行でニュージーランドにファームステイをしたことがあったけれど、日本を含め、世界について考えたことは大学時代迄皆無だった。海外の話なんて、地球のどこかで起きてる遠い話で自分事のようにならなかった。

日本を含めた世界に関して、目を向けるようになったのは、社会人になってからのこと。
働き始めて、最初に配属されたのが海外事業部。英語も中国語も全く話せない。喋れるのは博多弁だけ。散々なスペックだったが、持ち前のバイタリティを買われて、できたばかりの部署に配属された。そこで運営していたのは、日本のファッションブランドを海外の人に届けるという越境ECサイト。海外のどこの国のどんな人達に、どんな日本のファッションが受け入れられるのかをマーケティングしていた。

業務のほぼ9割は、日々の売上や流入状況等のデータから、現地の人の購買行動、生活スタイルを推測し、新しい企画に落とし込んでいくというもの。自分の目で見てみないことにはイメージできないので、実際に現地に行って、定期的に海外出張(特に台湾)も経験させて頂いた。

台湾では、日本のファッションスタイルやコーディネートが人気だった(最近では、韓国風ファッションも人気になってきているが。)。もちろん、よく言われているように「MADE IN JAPAN」ブランド、日本のものは丁寧で壊れにくく、質が良いという所も受け入れられていたが、もう一つ、現地の人に日本ファッションが受け入れられている理由で、自分の中では発見だったことある。それは、帽子にアクセサリー、靴に色の統一感まで、日本人の着こなしに魅力を感じている人もいるということだった。

なかなか真似しようと思っても、それは独特のセンスのようなもので難しいらしい。確かに、台湾にもおしゃれな人達はいたが、それは日本でファッションを楽しんでいる20代の人達と比較すると、その割合はまだ少ない気がした。国によって、歴史が違えば、文化や考え方も違う。その中で、日本人特有の美意識、感覚が世界から求められてられていることは、なんて喜ばしいことなんだ!

そして、日本人特有の感覚を足らしめている物はなんなんだ!と考えるようになり、まずは自分が自国、日本の事を知ろう!好きになろう!という気持ちがとても強くなりました。日本人特有の「おもてなし(と呼ばれているもの)」や「伝統文化」、「食」といったものは、間違いなく、日本の歴史と自然に囲まれ四季のある風土によって生まれたものだと思っています。

だからこそ、日本をもっと味わい尽くしたい!日本各地に行って、四季折々の情景を体験し、現地の人に会い、郷土料理を食べる。そういうことをこれからも続けていきたいな。というわけで、先週末白川郷のライトアップを観に、バスツアーに参加してきました。

白川郷のライトアップ

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間違いなく、今まで生きてきた26年間分の雪は見た気がする。笑
茅葺屋根の合掌造りがライトアップされていて、幻想的な空間がありました。帰りは、飛騨高山の小京都の街並みも散策できて、良かったなあ。

自然に囲まれ、四季がある日本。これからも日本の良さに触れ、自分自身の感覚とし、日本、世界問わず世の中を感動させるものを創っていきたいです。

PS:お花見シーズンがすごく楽しみでならない。