好きな人の好きなもの

ファッションの軸、というのは自分の中にあまりなくて、あえて言うなら「好きな人の好きなファッション」かもしれない。「こういうもの着てほしいな」と言われれば、「はいはい」と買いに行く。なんていうスイーツ。もちろんあまりに自分らしくないものを身につけることはないけれど、シンプルであればわりとどんなものでも好き。傾向としては黒いものが増えがち。

好きな人に合わせることの一番のメリットは、これまでの自分にはまったく縁のなかった領域に足を踏み入れることができること。これはファッションにかぎらず、聴く音楽とか、食べるものとか、休日の趣味とかもかな。少しずつ自分の変化を感じられるのが面白いから、これまでの価値観にこだわりすぎず、いつも柔軟であろうと思っている。食わず嫌いは悪とみなし、まずはなんでも挑戦してみる。結果、合わなければそれまでだし、合うものはこれ幸いと積極的に取り入れてみる。

最近、スニーカーを買った。きっと、今の彼氏に出会って一緒に自転車に乗るようなことがなければ、私は一生スニーカーを買わなかったんじゃないかな、と思う。ヒールが低めのパンプスとサンダルさえあれば日常生活で困ることはなかったし、スニーカーは自分に似合わないと思っていた。

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私は足が大きくてぴったりくる靴がとても少ないから、靴にはあまりこだわりがなく、とにかく入ればいいやと思いながら買っていた。靴選びの基準をあえて探すとしたら、その時付き合っている人の身長とか。ぺたんこ靴ばかり履いていた時期もあったし、泣きそうなぐらい高さのあるヒールに振り回されていたこともあった。

今は、これまで靴屋さんで見向きもしなかったスニーカーが愛おしくてしょうがない。どちらにするかすごく悩んで、「どっちがいいかな?」なんて写メを送って、結局両方買ってしまった。なんだかこれまで履いていた靴とは違って、玄関先で足を入れる度にじんわりと幸せを感じてしまう。このスニーカーで、自転車に乗って二人でどこまで行けるかな、なんて夢想する。大事に大事に履きたい靴を、初めて手に入れたのかもしれない。


yamadaがファッションについて思うこと

こんばんわ、yamadaです。
今日は温度は1日を通して20度を下回りながらも、そこまで寒くならず、しかしぽつぽつ雨が鬱陶しいという感じでしたが、
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

さてさて、今週のテーマは、

ファッション

そもそもファッションって言葉は、厳密にはどうゆう定義だったっけ、ということでWikipedia先生に聞いてみましょう。

ファッションとは、ある時点において広く行われているスタイルや風習のことである。なかでも特に、人々の間で流行している服装や装いを指す。

“ある時点”において”広く”というちょっとファジーな感じがまさにファッションって感じですよね。具体的にどのくらいやねん!と理系人格を押さえ込みつつ、yamadaがファッションについて思うのは、2点。

ファッションに気を使える余裕をもった人間に、というか他のものとファッションを両立できるようになりたい。

yamadaが属しているIT業界の巨匠といえばスティーブ・ジョブズですが、ジョブズといえば三宅一生氏に依頼した黒のタートルネックを常に着ていることで有名ですよね。

ジョブズの服装の話になる度に、過去に見たnanapiのけんすうさんのブログを思い出すのですが、

この前のCOURRiER Japonを読んでいたら「決断疲れ」ということについて言及されてて興味深かったのです。中略。超簡単に言うと「人は決断をするたびに精神的な負荷があり、決断が多いと疲れてしまい、エネルギーがなくなる」ということです。なんとなく、脳に負担がかかっているのは感じる人も多いと思います。中略。たとえば、スティーブ・ジョブズが同じ服しか着ないのは、もしかして自分のリソースの価値を知っているからかもしれません。何を着ようかな、という決断を避けているのです。

yamadaもこれは本当にあるんじゃないかなーと思っている派で、なんで現代もこんなにビジネススーツが普及しているのも、今では、決断疲れを防ぎビジネスに集中するためなんじゃないか!とまで妄想したりしたことがあったりします。

といいつつ、そもそもジョブズがタートルネックを作ることになったのも、ソニーの盛田昭夫氏に従業員の服装について質問したときに、

戦後、誰も服を持っていなかった。そしてソニーのような企業は、作業着のようなものを配る必要があった。それから何年も経って、特に(常に開発を試み続ける)ソニーのような企業は、その作業着こそが彼ら独自のシグニチャースタイルとして発展していったのです。作業着は【労働者とソニーの絆】のような存在になっていきました。

という話に影響を受けて、Apple社員にもユニフォームを作って絆を深めたいと考えたのがきっかけになったそうです。

せめて、いつも同じ服装ということにしても自分の人となりが伝わるものが良いよね、と思いつつ、

理想を言えば、日々変化をつけて、それで人となりが伝わるものが一番楽しいと思うので、

色々余裕がなくなってくると(むしろ常に足りてない?)、手抜き気味になることが多いですが、いつでも両立できる余裕のある男になりたいなあと思います。

続いて2点目は、

ファッションによって変化する効用をデータ化したい

ippeiさんも書いていたように、ファッションによってそのときの気分も変わるので、

良いファッションをしているときは、どれだけ日々の生活に+の効果があるのか、

悪いファッションしているor思われているときは、どれだけ−の効果があるのか、

を数値化ができれば市場規模が下がり続ける日本のアパレル業界を盛り上げる良い材料になるのでは、

というか自分がどれだけファッションに投資をするかを考える為に欲しいと思っていて、

僕が調査する余裕ができるまでに誰もどこもやっていなかったら、ぜひ取り組みたいなと思っているので、共感してくれる方はぜひいつか一緒に調査して頂けばと思っています。笑


GOOD AT FASHION

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今日はハロウィン!
GOOD AT TOKYO読者のみんなもメンバーも今日の夜は、ハロウィンのコスプレをしてイベントに行ったり、友人とホームパーティーでカボチャの料理等をして盛り上がるのでしょうか。考えるだけで楽しくなる。うんうん。今からベジータの格好をして、ハロウィンパーティーに行く予定の金曜担当のippeiです。どうも。

それにしても、毎年ハロウィンの盛り上がりがすごいですね。どうやら、FBを主としたSNSが一般的に普及してきたことによって、自分が楽しんでいる様子を気軽にネットに上げることに抵抗感が無くなって、リア充を演出するための楽しいイベントが求められてきたことも背景にあるようです。下記のニュースでもまとめられてます。
ハロウィンが日本で流行するようになった意外な理由

ふむふむ。僕もみんなで楽しむイベントや。その高揚感が大好きなので、頷けますね。アパレル×ITサービス会社で働いている僕が常々思っていることは、ファッションで気分も変わるってことです。この前のOPENING PARTYでは、みんながより楽しんで欲しいなと思って、花冠のmuchyesを用意しました。今では、フェスやパーティー等ではマストアイテムになってますよね。花冠って、身につけてるだけで、なんだかHAPPYな気持ちになります。

秋には紅葉や枯葉が多いことも影響しているのか、「ベージュ」や「ワインレッド」を着用始めたり、クリスマスには「赤」と「緑」をしたクリスマスカラーで着飾ったり、新年には新しい洋服を着たりしますよね。気分が落ち込んでいる時は好きな洋服に身を包んで、気分を上げたりなんかしちゃったり。今回のハロウィンもそう、ファション一つで、世界の見え方や行動って変わってくるんです!今日もワクワクして、大好きなお店にプレゼントを買いに行ったら、ブーツとシャツを買っちゃいました!笑すごくなんだかうれしい。好きなものに囲まれて、笑顔のスパイラルだ!!とかとか、脱線気味で熱く語っちゃいましたけど、「教えて、GOOD AT TOKYO〜!!」。

GATメンバーの好きな洋服。好きな洋服屋さん。普段はこんな着こなし心がけてます。こんな着こなし好きです。このモデルさんが好きです。あなたにとってのファッションは?とかとかとかとか、今週のテーマは、GATメンバーに

ファッション

について語ってもらいましょう!

早速ですが、僕は音楽でも食べ物でも洋服でもそうなんですが、「これが好き!」のようなブランドやヒト、モノって特にありません。気分で決めてます。このブランドしか買わない。ってことも無ければ、この系統のファッションしか着ない。ってことも無い。いろいろ。強いて言えば、これは「自分が好きと思うか。」、「自分に似合うか。」、そして、TPOに馴染みつつも、「ちょっとのユーモア(クスッと笑顔になるような、かわいげのようなもの)を演出出来るか」をいつの間にか感覚的に瞬時にイメージして選択をします。

特に僕は、どう思われたいとか、なにかになりたいとかは特になくて、ただ、「いるだけでなんだか楽しい。うまく事が回る。ようなやつ」になりたい。極力、僕はいなくてもいい。存在感とかあまりないけど、そういえば、この前の楽しい思い出にあいついたな、みたいな。笑そのような考えなので、着る洋服は無意識のうちに、「ネイビー」や「グレー」が多い気がします。主役にはならないし、シンプルだけど、洗練されている感じ。

ちなみに、僕が普段着ている洋服はこんな感じ。
WEAR
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※ただし、この写真は普段着ではない。笑

ファッションのことについて書いてたら、思い出した!好きなファッションに関するエピソード。これもどこの情報網でいつ手に入れたか、果たして正しいのかさえ分からないけど、好きな話。海外のメンズのLAセレブって、普段着めっちゃシンプルじゃないですか?これって、隣を歩く彼女や女性が主役となるように、極力自分の存在は目立たせないんだそうです。ソースは不明ですが。まあ、情報が合ってようが合ってないかは、そんなに関係なくて、事実シンプルな人は多いし、この考えって、素敵じゃないですか?(もちろん、容姿が最高にイケてる!ってのが根本にあるとは思うけど。笑)

存在感がなくても、その場がHAPPYになる空間。っていいなあ〜。
現に僕も、時間でもお金でもなにかに投資をする時は、「この選択をする事で笑顔になる人(可能性)が増えるか?」を大切にしてます。

とかとか、だいぶ脱線しながら書き綴りましたが、これがファッションに関する熱い思いです。ということで今からベジータになってハロウィンパーティー行ってきます。(だいぶ、LAセレブにはほど遠いな!!)