ときめくほうがいいよね 大きな夢があるよね

ハロー、ハウアーユー。 
 
今週末は3連休ですね。
皆さまいかがお過ごしですか。
 
私はというと現在担当雑誌の絶賛〆切直前で
パソコンに向かってひぃひぃ言っております。
 
ひぃひぃ言いながらも、こっそりのんびり朝井リョウさんの
「少女は卒業しない」という本を読み進めていたりもします。

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その中に「屋上は青」という話がおさめられていて、
卒業式当日の朝、幼馴染の男女が屋上で
ふたりの進路について語り合うという内容。
思春期まっただ中、2人それぞれの
生き方、進路、仕事について、不安と寂しさと期待で危うげに
ふるふると揺れる気持ちがぎゅっと詰まっていて、
涙が出る直前なのに、なぜか出ないような
喉がぎゅっと締め付けられるような。
当時の分岐点に立った自分の気持ちをぐっと思い起こさせられました。
 
自分のこれから進む道、歩き方、もろもろ
決めなければならないときは必ずやってきて、
そのたびにたくさんの取捨選択をしながら、決定を行ってきたはず。
 
「決めることは捨てること」
色んな可能性や道があればあるほど、
選んだり、決めたりすることは本当に難しいなぁと思います。
 
すんなり決断できたこと、
未だにこれでよかったのかわからないこと
皆それぞれあるんじゃないかなぁ。
 
 
今回のテーマは
「違う仕事をするなら、何をしてみたいか」
 
 
仕事選びだって、決断の連続で今につながっていると思います。
 
私は「自分の決断の良し悪しは今の自分の過ごし方や生き方次第」
だと心がけて過ごすようにしていて、
今の仕事に決めたことにも満足しているし、今の仕事が楽しいです。
 
でも、これから全然違う仕事もしてみたいと考えています。
まだ具体化できておらずふわふわとしておりますが。
 
なので私が今まで生きてきた「過去」の中で
興味をもったことのある職業について、
「おもしろそうだな」とほんのり思ったことのある職業について、
書いていきたいと思います。
*****

 
 
 
①心理学のお仕事
 
学生時代、心理学専攻だった私は
とにかく授業がそれはもう楽しくて楽しくて。
 
カウンセラーでも学者でも教授でも、
DaiGoみたいなサイコロジストでも、
とにかく仕事として心理学に携わることを考えた時期がありました。
 
消費心理(衝動買い、お得に感じてしまう価格設定、商品陳列のしくみ等)と、
喪失経験(死別、紛失、別離、など人や物を失うこと)と、
この2つについては特に興味がありました。
 
個人的に「喪失経験」はひとに一番大きな
影響を与えるものだと思っているので、重たいテーマだけれどもっと知りたい。
 
結局色々進路について考えた結果、
本を読んだり勉強したりして自分で心理学を吸収していくことが
好きなんだということに気がついたので
今は趣味として心理学と向かい合っています。
 ****

 
 
 
②テレビのお仕事
 
「ビストロスマップにでたらあれを注文する」
 
「食わず嫌い王に出たらこれをメニューに入れよう」
 
「金八先生に出るならこんな役どころがいいなぁ」
 
「奥田民生にプロデュースされたいなぁ」
 
よくあるキラキラとしたテレビ業界への憧れが
私もいっちょ前にありました。
 
yamadaくんの記事を見て、「わかるわかる」とにやにや。
 
ありもしない妄想を頭のなかに
ぐるぐる繰り広げてはウキウキ
 
社会人になってあまりテレビを点ける習慣はありませんが
以前はとにもかくにも超TVっ子。
 
だいすきなだいすきなテレビの中の世界に
ずっと憧れて、ずっと飛び込みたかった。
 
そんな私を見た両親が数年間、
少しだけテレビの世界に足をつっこませてくれ、
貴重な貴重な経験をたくさんしました。
 
両親の配慮のお蔭で、私は十分憧れを満たし、
今こうしてまったく違う道へ、
未練もなく走り出しているわけなのです。
****
 
 
 
他にも
パン屋さん、特殊メイクアーティスト、革鞄の職人、
この3つに憧れた時期もあったけれど、やっぱりこの2つが圧倒的すぎる。
 
 
今回のテーマ、
今の自分の仕事に「?」を持ちながら働いている人は
結構考えると辛いテーマなのかもな、
今の仕事に満足している人だから答えられるテーマなのかもな、
と、ぼんやり考えました。
 
去年くらいの私だったら
このテーマもらったら、ズーンってお腹の上に石置かれたような
のどに飴玉をつっかえたような、そんな気分になっていたと思う。笑
 
だって、
こんな仕事を「やってみたかった」なんて
過去形にすることは辛すぎるし、
今の年齢なら、今のタイミングなら
その職業が「もしも話のやりたいこと」じゃなくて
自分次第で「本当に自分がやりたいこと、
そして今からやること」に変えられる時期なのに、
 
まだ踏ん切りがつけられない、まだ迷いが消えない、
そんな自分が嫌!なんかもうすべて嫌!
なんて負のスパイラルに陥っちゃってたと思う。
 
これのテーマを前向きに、過去形に考えられるかどうか、
今の仕事と向き合うひとつのものさしになりそうですね。
 
タイトルは「乙女のポリシー」の歌詞の一部。
美少女戦士セーラームーンのエンディングテーマでした。
(ドストライク世代で、最終回の夜
「もうセーラームーンが見られなくなる!!!」
とテレビの前で大泣きしました。)
 
とっても素敵な歌なのですが、二番の歌詞が特に好きなのです。
 
「もっと大変なこといっぱい待ち受けてる
きっとそれは未来へはばたくチャンス
みんな本気の時がとってもきれいだから自信もってクリアしていくの
 
いまは眠る未知のパワーいつかあふれるわ
 
なりたいものになるよね がんばるひとがいいよね 涙もたまにあるよね」
 
 
はい、とっても素直な気持ちで前向きになれる歌です。
 
アニメは詳しくないけれど
アニメに使われる歌は歌詞がまっすぐで好きです。
 
さぁさぁムーンパワーももらったし
そろそろコーヒーがぶがぶ飲んで気合入れなおして
もうひとふんばりです、おしゃ!
 
そして終わったら、今日はこれ観に行ってまいります。
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振り返ると改めて気づく、私の好きな本。

いつからか、趣味は何?と聞かれると、映画鑑賞、アウトドアスポーツ、読書と応えるようになっていた。

高校時代、誰よりも早く教室に行き本を読みふけていた。窓を開け、爽やかな風を感じる窓際の席はとても心地よく、時間を忘れてしまう場所だった。ホームルームが始まれば、クラデーションのように現実世界へ引き戻される。そんな朝の教室での読書が大好きだった。

#私の好きな本

『国見発 サッカーで「人」を育てる』

 

学生時代、サッカー部に所属していた頃に出会った本。高校サッカーの名門、国見高校の小嶺 忠敏監督が書いた指導哲学が詰まっている。「名指導者は例え話がうまい」というフレーズが印象的で、高校生ながらきっろこれは将来役に立つと思っていたが、そんな想いとは裏腹に話べたな僕がいます。

 

『タッチ』

主人公、上杉達也が好きすぎる。多くを語らずへらへらしているが、本当は努力家で仲間想いな彼が好き。中学生の頃に出会ったと思うが、当時読んでいた少年漫画には描かれていなかった人間関係がタッチには描かれていた。兄と弟、監督と選手、幼なじみとの三角関係など、なんだか大人って大変だなと思いつつ、相手の立場や想いを理解し対応する達也を見てかっこいいなと思っていた。そんな大人になりたい。

 

『「こつ」の科学−調理の疑問に答える』

 

僕の料理のバイブルと言っても過言ではない一冊。麺類をゆでた後、冷水ですすぐのはなぜでしょう?など料理を科学の視点から解説していて、理論的に料理を学べる本。基礎があれば応用ができる。座学としても十分に楽しめる一冊です。

『トラベル・サンド』

高橋ヨーコの撮る写真に、被写体としての蒼井優はよく映える。最強タッグのアメリカ旅行記。ワクワクが止まらない。

 

#記事後記「本読まなくなったのかな」

紹介した本はだいぶ前に読んだものばかり。めまぐるしく過ぎていく毎日で、ゆっくり本を読む事もできていない。合間合間に読む本は、自分の中に落とし込む事もできずにる。どんしんく、ふぃーる!