Twitterフォロワーがもうすぐ2万人になる

 

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仕事で色々なSNSの担当をしています。その中の一つが「EDM JAPAN(@edm2japan)」というフォロワー2万人弱のSNSアカウント。EDMという音楽ジャンルを日本で盛り上げるべく立ち上げたアカウントで、実はこの中の人を行なっています。
このアカウントがスタートしたのは2013年の夏。僕らが扱う数あるアーティストの中で「EDM」に括られるようなアーティストが増え始め、その中でもAviciiというアーティストに力を入れようとなっていた頃。一部音楽ファンの間でEDMというワードが盛り上がっていたのは知っていたし、そういうジャンルをよりグレイな層に広げていくのも僕らの仕事。Aviciiを売るにはそもそもEDMがもっと市民権を得る必要があるとも感じており、このタイミングでEDMの情報発信を行うEDM JAPANというアカウントを立ち上げた(ちょっとスタートが遅かったのは反省)。ちなみにアカウントは会社の誰にも相談せず、勝手に立ち上げました。

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当時、日本にはEDMの情報発信を細かく行なっているサイトはほとんどなく、SNSはその中でも完全に空き地だった。EDMが好きだったが、詳しくなかった僕にとって文字数に制限があるTwitterは僕にとって逆に好都合だった。日々、海外サイトから情報を集めて自分も勉強がてらツイートしていくという事がこの日からスタートした。今でこそ2万人近くのフォロワーが集まったが、ここまで来るのは本当に大変だった。2年間、1日3ツイートを目安に最新の情報を見つけ、ツイートしていく。そのタイミングでSNSでバズっているネタには出来るだけ乗っかる。時にはキャンペーンも行い、担当アーティストを盛り上げることも忘れない。

今までゆうに500曲以上は紹介してきた。ツイート量も増えてきたので、それをNAVERまとめで毎週欠かさず更新も行っており、いつのまにかこのまとめは50万PV以上稼ぐようになった。

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世の中的にEDMはどんどん大きなり、それに比例する形でフォロワーも増えた。最初は周りの人間のほとんど誰も知らなかったAviciiはアルバムが日本でも大ヒットし、他にもAfrojackは今や三代目J Soul Brothersの曲をプロデュースするようになり、ZEDDはレディー・ガガやアリアナ・グランデのプロデュースを行っている。こうやって一つの音楽シーンが大きくなっていくのを肌で感じながら、その最前線で仕事ができているのは凄く幸せである。アンチが多いジャンルではあるけれども、基本的にアンチが多い=盛り上がっていると理解しているので、よりアンチが出てくるよう、これからも頑張ろう。この記事をキッカケにEDMにちょっとでも興味を抱いてくれる人が一人でも増えてくれたら嬉しいです。とりあえず来週はZEDDの来日。楽しみ!

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OPENING PARTYでDJをやったら色々考えさせられた。

今日のオススメ曲

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Good At Tokyo Opening Partyが終わって10日ほど経ちました。
当日は音楽面からサポートしましたが、改めて音楽の面白さを感じることができました。

今回は DJとしてJ-Pop、HIP HOP、EDMを、そしてBGMとしてジャズやインディー・ロックといろいろなジャンルの音楽をかけましたが、それぞれのジャンルの音が生み出すその場の空気感ってやっぱりあるわけですよ。BGMとしてかけた、インディーロックやジャズは、あくまで会話の妨げにならないよう、雰囲気作り目的でいろいろかけたのですが、恐らく誰も「どういう音楽かかってたっけ?」という感じで覚えていないと思います。BGMって、そんなもんだし、僕も何を流したかあんまり覚えていない・・・笑
それより今回テーマとして書きたいのはDJの方。今回始めの方にJ-Popをかけたのですが、結局「誰得だった?」という風に今更ながらに反省しています。というのも、あることに気づいたんです。DJをする身としてはある程度「盛り上がって欲しい」気持ちがあるのですが、このご時世、みんながみんな知っている「J−Pop」ってないよなぁ・・・と。10年〜20年前の音楽バブル(?)的な時代には100万人が買っているCDがたくさんあって、買っていなくても「サビ聞きゃわかる」という音楽があふれていたわけだけど、今はそういう曲ってほぼほぼない。そもそも今回かけたJ-Popは流行に関係なく、曲の雰囲気重視でかけたので、「みんなが知らないような曲」がほとんど占めていましたが、やっぱりみんなが知っている曲もある程度入っていた方が盛り上がるよなぁと。
それに比べて、中盤かけたHIP HOPは何気に盛り上がりました。クラブに行くような人にとって「定番曲」をたくさんかけたのでやっぱり盛り上がるんですよ(今回いらっしゃったお客さんがノリのいい方が多かったのもありますが)。その盛り上がりをみて「今のJ-Popってある意味クラブ音楽よりニッチじゃん」って思ったりしたわけです。かなり極論言っているんですけどね。ただ、ここで「HIP HOPすげえ」って言いたいんですが、そうもいかない。5年前と比べ、アメリカの音楽チャートからHIP HOPが急に姿を消しているんです。5年前あたりはブラックミュージック・バブルでアメリカの音楽チャートの上位をブラック系の音楽が占めていた事なんて当たり前でした。大手レコード会社もそういうアーティストとどんどん契約していったという時代です。それが急に元気がなくなり、あれほどたくさんの良質な楽曲が続々とリリースされていたのに・・・今は時たまヒット曲が出るという程度です。そして、以前ブラックミュージックが居座っていた地位にとって変わろうとしているのが、EDMであって、またまた大手レコード会社が続々とEDMアーティストと契約を結んでいることからも時代の変化がみてとれます。ただEDMは当時のブラックミュージックほど、市民権を得られていないのはチャートをみると明白。今のEDMブームの座を他のジャンルがまさしくなうで狙っています。

それでお前は一体何が言いたいんだって話ですが、音楽を作って売る立場の人間である僕は、時代の変化を正しく見極めて、どんどん新しいことにチャレンジしていかなければいけないよなと思ったわけです。時代はどんどん変わっていって、昔のやり方が通用しなくなるし、その時代の変化に嫌気がさすこともあっても、それにしがみ付いていかなければならない。みんな”時代に合わせた事をやっていかないとね”と割と簡単に言うんですけれども、”時代を読み解く力”って相当努力しないと身につかないし、その力を持っている人は残念ながらあまりいない。

Good At Tokyo Opening PartyでDJをやるっていうところから始まって、こんな感じの事を一人でずっと考えていました。そして明日も頑張ろうと(笑)いい機会を頂いてありがとうございました。次DJやるときはHIP HOPメインにかけたいと思います。EDMのブームが終わったら、またHIP HOPのブームが来て欲しいなー。

 

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そういえば、テイラー・スウィフトのプロモーションのためにWEBドラマの製作に関わったのですが、公開されたので紹介させていただきます。一応、エンドクレジットにも名前が載ってますー!


今、聴くべきダンス・ミュージック・アルバム5選(初心者向け)

GOOD AT TOKYO OPENING PARTYにお越し頂いた方、本当にありがとうございます。基本的にDJなど音周りを担当させていただきました(やっぱりDJに関してはJ-Popより洋楽の方がいいなと再認識した日でもありましたw)。実はGOOD AT TOKYOのテーマソングもシレっと披露していましたが、結局完成一歩手前のものを披露したので、ちゃんと完成させたものを後日アップして紹介したいと思います。
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今日は折角フリーテーマなので、音楽について。

今、聴くべきダンス・ミュージック・アルバム5選
(初心者向け)

今年はダンス・ミュージック系の良質なアルバムが本当に多かった気がします。この手のジャンルは1曲単位ではリリースされる事が多いのですが、アルバム単位でのリリースは少なめ。逆を言えばアルバム・リリースできるアーティストはそれだけ多くの曲を作るための引き出しと、実力を兼ね備えたアーティストだとも言えます。

大小含めて、多くのパーティー/イベントが日本で開催されていますが、なかなかこの世界に一歩を踏み込めない人も多いかと思います。そんな人のために、今年リリースされたアルバムの中で特に初心者でも聴きやすいものをご紹介。こういう所からダンス・ミュージックに興味を持ってもらえたらなと思います。

Afrojack – Forget The World

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日本でも人気の高い巨人・アフロジャック(2m以上あります。一度お会いしましたが、本当にでかい)。日本人がいかにも好きそうなEDMを作る人といえば分かりやすいでしょうか?ダンス・ミュージック系アーティストはアンダーグラウンドなレーベルで活動する人が多いですが、今年はメジャーレーベルからリリースする人も増えました。メジャーからリリースする理由は、メジャーだからこその世界規模のプロモーション力と、人脈の広さかと思います。このアルバムもスヌープ・ドッグやスティング、クリス・ブラウンなどを迎え、サーティー・セカンズ・トゥ・マーズのリミックスを収録するなど、メジャーだからこその豪華なメンツを揃えた作品です。EDMの入り口にはかなりいいアルバムとなっています。実際にクラブでかかることも多いです。

Tiesto – A Town Called Paradise

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EDMが世界一、盛んな国といえばオランダ。オランダはEDMを作るアーティストの数が圧倒的に多いんです。先述のアフロジャックをはじめ、今年2年連続世界No.1DJの称号を得たHardwell、若手最注目株のMartin Garrix,セカオワに楽曲提供で話題のNicky Romeroなどなど・・・挙げだすとキリがないのですが、そんなEDM大国の中で長年に渡り頂点で活躍しているのがこのティエスト。御年45歳。2002年にはイギリス有名DJ雑誌DJ Magazineで世界No.1DJに選ばれ、その座を3年連続獲得。2014年の最新のランキングでも5位をキープしている。彼が作ったものが”王道”となるようなアーティストで、もともとトランスを中心に制作をしていたが、時代にあわせ、エレクトロハウスやプログレッシブハウスなども作るように。45歳にして時代の最先端を追い続ける彼のセンスには脱帽です。アルバムは割と地味目な印象も受けるのですが、何回も聞いているうちにじわじわとハマって抜け出せなくなります。

Porter Robinson – Words

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アメリカ生まれの22歳の新鋭。本当に彼はセンスの固まりのような人です。このアルバムを初めて聴いた時には彼のその才能の豊かさに嫉妬しました。3年前にリリースした前作『Spitfire』からの飛躍ぶりが凄く、その成長ぶりも今作は楽しめた。あまり話題になっていないのがとても残念なのですが、これはレコード会社のプロモーション戦略の失敗によるものかと思われます。アルバムそのものはかなり革新的な作品なので是非とも聴いていただきたい。ヒップホップやR&Bを聞くような人も比較的すんなり聴けるようなアルバムかと思います。個人的には2014年、全ジャンルにおいて好きなアルバムTOP3に入っています。

Skrillex – Recess

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過去のシングル曲が特大ヒットし、グラミー賞受賞などもあり、スクリレックスの名は広く知れ渡りました。彼の曲をきっかけにダブステップを知り・聞き始めた人も多いかと思います。(彼の音はどちらかというとダブステップではなく、ブロステップと言われるジャンルに属しますが)。宇宙人と思わしきモノが写っているジャケット写真がちょっと残念な気もするが、音は最高にイケテいます。ブロステップをここまでポップにまとめることが出来るところからも、彼の抜群なセンスを感じ取る事ができるアルバム、是非とも楽しんでもらいたい。

Basement Jaxx – Junto

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今回の記事で紹介してきた他のアーティストは違い、EDM的なサウンドから離れているが、彼らの作品も是非とも紹介したい。イギリスを代表するハウス/ダンス・ミュージック・デュオ、ベースメント・ジャックスの前作から5年ぶりとなるアルバムリリースされた。今回のコラムタイトルも「聴くべき“EDM”」とせず「“ダンス・ミュージック”」と間口を広げたのもこのアルバムを紹介せずにはいられなかったからだ。過去の作品と聴き比べて大きな方向性の変化はないにしろ、サウンドが全体的にクリアになった印象がある。そのクリアさが妙に“今っぽさ”を感じさ、彼らも着実に進化しているんだなと実感する。世界のダンス・ミュージックを牽引するイビザ島でもEDMサウンドから徐々にディープ・ハウスが流れ始めているあたり、彼らが作るようなサウンドが今後、今のEDM的な地位に君臨するのではないかという読みもある。ダンス・ミュージックのこれからの最先端サウンドとしてイマ聴いて欲しい1枚。

 

他にも今年はAphex Twin、Duck Sauce、Kieszaki、Steve Aokiなど良質なリリースが多かったです。オススメというより、もはや2014年の王道のアルバムですね。今年はまだDavid GuettaやCalvin Harrisの気になるリリースなどもありますが、これをきっかけにダンス・ミュージックに興味を持ってもらえればと思います。