悩める働きマン。(26歳/女性/広告会社勤務)

こんにちは、月曜担当、広告会社で働くhitomiです。

ハワイの3日間の夏休みを終えて、翌日からまたせっせと働いています。

 

fullsizer

すっかりiPhoneカメラマンだった今回の旅。

一眼レフを使う機会がどんどんなくなっていきます…

(私のカメラ1キロ近くあって。。重いんだもん。)

 

 

さて、今回のテーマは「転職」。

転職………

考えてはいるけれど、いま一歩踏み出せていないというのが正直なところです。

 

新卒で入った会社で働き始めて、現在4年目となりました。

世の中には入社1,2年目ですぐに職場を変える人もいますが、

個人的にはそれってなんか違うんじゃないかなと思っていて。

もちろんいろんな理由があってその決断をしたんだとは思いますが、

私は、基礎も経験もない状態で辞めるのは早計なのではないかと感じてしまうので

まずは3年間、絶対に投げ出さないと決めて新卒入社の広告代理店で働いてきました。

(実力がないと思われるのはある種仕方がないけど、根性がないと思われるのは絶対嫌なんです。)

 

半分意地でがむしゃらに乗り切った3年間が終わり、4年目も終わりが見えてきた今思うのは

「そろそろ次のステージに進まないといけないな」ということです。

転職をするのか、それとも今の会社で違う働き方をするのか、はたまた今の働き方を続けながら別の方法を模索するのか…

結論を出すにはまだもう少し時間をかけたいと思っていますが、改めて今の環境・仕事を見つめ直し次の1歩をそろそろ踏み出さないといけないなと、強く感じているところではあります。

そう思ったきっかけはいくつかあるのですが、

今日は働く女子として考えていることを、少し真面目に書いてみたいなと思います。

 

 

女性の描ける未来は男性よりも短い

 

ライフプランを考える時、多くの女性は30歳という歳をひとつの目安として考えます。

個人差はありますが、30歳前後で結婚や出産といった大きなライフイベントが発生するため、単に数字として区切りがいいからという理由以上に、目安すべき年齢です。

仮に30歳で結婚するとして、それまでに仕事においてやりたいことをある程度実現させておく必要が、女性は男性以上にあると思うんです。

 

例えばこどもを授かったら。

女性は仕事を休んで出産・育児にあたらなければいけません。

例えばもしもパートナーが転勤になったら。

仕事を辞めて彼を支える生活を選ぶことになるかもしれません。

女性の人生は、30歳前後で迎えるであろうライフイベントによって大きく左右され、それに伴いキャリアアップを断念せざるを得ない可能性は非常に高いです。

そう考えると、30歳までの残り4年で満足のいく仕事をしておきたいし、その間転職をするのであれば新しい仕事に慣れて実績を積む期間も考えて、28歳までには転職をしておきたい。

日々目の前のことを必死に生きる毎日ですが、こうして考えてみると私にはもうあと2年しか猶予がなかったりするんです。

 

男友達と将来の話をすると、30代のうちに~など、いつも自分よりも長いスパンで、自分よりも先の未来を見据えて考えているなと感じます。

私はそれを性差による不平等だとは感じていないのですが、性別が違うからこそ違う意識を持っておかないといけないし、そしてそれは今このタイミングで、自分に意識させないといけないと思っています。

 

女性の身体はそんなに強くない

 

大学まで健康優良児だった私ですが、社会人になってから身体を壊す回数が増えてきました。

先日、広告業界最大手の会社に強制調査が入るなど、広告業界はハードワークが常態化しているのは事実なので

入った業界がいけないんだよ、と言われると元も子もないのですが

4年目のいま反省していることがひとつ。

それは、少なくとも20代のうちは自分が男性と同等に働けると思っていたことです。

先ほども書いたように、30代になってライフステージが変わり、物理的に男性と同じ環境で働くことが難しくなってくることは理解しています。

でも、それまでは、自分が努力を怠らなければ同じ条件で仕事をこなせるし、結果を出せると思っていました。

(男性には負けない!とムキになっていたわけではなく、ごく当たり前に信じていました。)

今でも、努力を怠らければ結果を出せるという部分はそう信じてやっていくべきだと思いますが

「同じ条件で仕事をこなせる」という認識は間違っていたなと思っています。

 

男性にはいまいち伝わりづらいと思いますが、女性は約4週間周期のバイオリズムの中で生きています。

このバイオリズムというものは非常に厄介で、ただ周期的に変わるだけでなく外的要因・内的要因で不規則に、そして大きく身体に変化をもたらします。

個人差はありますが、例えば私の場合、いわゆる月経期にかなりストレスフルな仕事が続く時期が重なると、身体に相当な影響が出てしまいます。

月経期にフルパワーで仕事をしようとしたところ、バタンと倒れてしまったことがこれまで4度ありました。

(婦人科の先生によると、自分の身体が耐え切れない負担に対して自己防衛本能で失神してしまったらしいのですが、

女性なんだから、そんなにがんばりすぎてはいけないと叱られました。)

 

社内でも女性の先輩に話を聞くと、皆オープンにはしていませんがほとんどの方が婦人科系の病気にかかっていて

この仕事をこなしていくのには、女性は相当な負担がかかるのだなと実感します。

こういった女性特有の病気や不調だけでなく、ストレスや疲労などが原因で病気になったことも実は何度かあり、

がむしゃらに仕事をがんばる時期に一区切り付けて、

そもそも身体のつくりが違うのだから男性同様には働けないという事実をうまく咀嚼して

働き方を見つめ直す時期が来たのかなと、最近感じています。

 

 

自分のキャリアをどう描いていくのか…とても難しい問題です。

女性にとっては、なおさら難しいと思います。

転職が正解なのかどうかも、現時点ではまだ判断ができず、いま一歩踏み出せません。

それでも、次のステップに進むために、よく考えて、よく悩んで、前へ進んでいきたいなと思っているところです。

 

 

あー、生きるってたいへん!笑

それに、女性でいることも大変。

みなさんは「転職」について、どんなことを考えて、悩んでいますか?

悩めるGATメンバーへの助言も、ぜひお待ちしております。。

 

 

hitomi