広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。

91E7s+3NwAL   oichiの読んだ本に刺激されて、読書の秋を早めに迎えている今日この頃のyamada。 最近、読んで一番面白かった本と言えば、やはり今話題のこの本。

本書では、企業発信の情報よりも、売るための世論=空気をつくることが大事と説く『戦略PR』が ベストセラーとなった本田哲也氏と、数々のメディア立上げに携わり、現在大ブレイク中の コミュニケーションアプリLINE仕掛人としても知られる“メディア野郎”田端信太郎氏がタッグを結成。 大々的な広告キャンペーンやメディア展開をせずに人を動かすことに成功した事例を、 1000人、1万人、10万人、100万人、1000万人、1億人、10億人と、スケールごとに分析。 生協のプリン誤発注からアナと雪の女王、LINEまで、そのヒットの秘密を探っていきます。 広告・メディア業界人はもちろん、企業経営者、マーケティング担当者も必読の一冊。 「人を動かせない時代」に「人を動かす」ヒントがここにある!

1000人、1万人、10万人、100万人、1000万人、1億人、10億人と、スケールごとに実例を交えて、 ディスカッションが行われているのは、脳の体操としてとても参考になります。 著者2人と考えが100%正しい訳ではないですが、思考のフレームワークとして持っておくと良いと思いました。 今は、流行のALS患者のためのアイスバケットチャレンジを考察する良い方法にもなりそうです! 今度のGOOD AT TOKYOをどうしていこうか、考えてみよう。 といっても、待ち合わせの間に立ち読みしただけなのですが、 メディアに少しでも関わる、関わっていきたい人はぜひぜひオススメな一冊でした。