変化の年。

はいっ、今年も変わらず木曜担当、料理人のtakumiです。

皆様あけましておめでようございます。早いもので、1月も10日が過ぎましたね。

年末年始の話をさせてもらうと、31日の仕事後に実家に帰り年越し。年に2回しか実家に帰らないので、積もる話を家族と楽しみます。近況報告、嬉しい報告、驚きの報告などの連続でした。おみくじですが、毎年引いていないので今年も引いていません。昨年と変わらない年末年始の過ごし方ですが、貴重な家族との時間を楽しむことができました。

さて、2017年最初のテーマは

”今年の目標”

BGM : Velvet Underground / Sunday Morning

“料理人としてアメリカで働く事”

  • なぜ、アメリカか?

地産地消、スローフードの文化を学びたいからです。

僕の実家は、千葉の田舎。家の裏には小さな畑がありました。そこで、野菜やハーブを育てて、それが食卓によく並んでいました。母は、「料理は好きじゃない」と言っていますが、食に対するこだわりはあるようで、添加物を好まず、手をかけた料理を定期的に振舞ってくれていました。ピザを生地から作ってくれたり、頻繁にパンも作っていました。僕が、サッカー部に所属していた事もあってか、たんぱく質の多くとれる食事、野菜をふんだんに使った食事を作ってくれました。そして、それらは全て塩分控えめ。物足りない味付けだなーと思いつつも、家族の健康を気遣ったのか、母自身の好みなのか定かではありませんが、それが僕にとっての母の味です。

料理人になって5年が経ちます。料理の奥深さ、生活に身近である故に多くの人を喜ばせる事ができる、料理人という職にプライドを持ち始めました。そして、自分がどのような料理人でいたいかも具体的になってきました。素材を活かした料理、身体と心も満たされる料理、多くの人の想いがのった料理を作り、届けたいのです。

アメリカといえば”ファーストフード”そんなイメージを持っている方も多いと思います。しかし現在では、西海岸を中心にオーガニックフードを育てる農家さん、その野菜を直接仕入れるレストランが数多く存在し、地産地消の文化が根ずいた土地になっています。アメリカにスローフードを広めた、”アリス・ウォータース”のレストラン”シェ・パニース”がその代表です。

そんな地産地消、スローフードの文化が根付いた土地で、料理人として価値を高めたいのです。

身寄りもツテもないアメリカでの料理修行。VISAや言葉など多くの壁が存在しますが、一つ一つクリアしていきたいと思います。その為に、春に一度アメリカに行きます。それまでに出来る最大限の準備をしている最近です。

こんな感じで、大きな変化を楽しんでいければなーと思います。

それでは皆様、本年もよろしくお願い致します。