夏っぽい日記

今週は自由テーマなので、日記らしく今週あった事をつらつら書いていきます。

フットサル大会と丹下さんの建築

代々木競技場

飲み屋で知り合った知人に誘われてフットサル大会に助っ人で参加してきました。もちろん運動は久しくしていなかったので、全然走れなかったですね。いまは筋肉をブチブチに切ってきたので筋肉痛で私生活に支障がでてます笑。代々木競技場で大会があったのですが、建築家の丹下さんの建築だということは知っていたものの、実際に見るのははじめてでした。近くで見てみると吊り橋のような太いワイヤーが屋根の中心に向けて引っ張られており、そのワイヤーから弧を描いて屋根がついている構造に、とても惹きつけられました。

2度目の五輪後は国宝? 代々木競技場を解剖建築技術の面白さを集約した「奇跡の造形」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20131107/255609/

遠くから見た都内の花火大会の観覧

花火

先週は近辺各所で花火大会が開催されてますね。近くに住む友人のアパートの屋上で花火を見る催しがあるということで、お邪魔してきました。目的は多摩川の花火大会だったのですが、この時期はほんとに沢山の場所で開催されているようで、遠近含めて4箇所くらい打ち上がってました。個人的には、ちょっと離れた場所からのんびり花火を眺めて歓談している方が好きでしたね。幼女がお母さと花火を見にきていたんですすけど、その幼女が「花火~!」と何度も指を指しながら大人に何度も同意を求めている姿や、花火そっちのけで一人で絶叫しながら走り回っている姿が印象的で、彼女にとっては「花火」って言葉と、人が集まっている場が面白かったんだろうなっと思い、全く違う視点で楽しんでるんだな~なんて。

サワーって美しいな

サワー

家の近所に牡蠣専門のお店(いわゆるオイスターバー)があって、店主が年齢も比較的近いので話安さで足しげく通っています。いままでビールばっかりだったんですけど、はじめて頼んだサワーがすんごい美しいなって思ってしまいました。(ちょっと写真ずれてしまいました。)透明なコップに入った炭酸と黄色いレモン。どこ行っても飲めるお酒だと思うので、色々観察してみようと思います。

では!


お盆なので帰省

西瓜

早くも8月も後半ですね。今年はジメジメして曇っている日が多いような気がするので、大きな入道雲が青空に映えるぐらいの天気を期待してます。(夏っぽいことしたいっすね。)今週のテーマが「地元」に関することです。丁度お盆シーズンということもあり、実家の三重県へ帰省してきました。三重県って凄い田舎なイメージありますけど、そのイメージ通りの田舎ですね…ただ田舎だけあって野菜とかお米とか美味しいです。帰省するたびに食べすぎて顔がパンパンになってしまいます。今回は久しぶりに帰省した際に知ったことと、振り返ったことを書いていこうかと思います。

シャッター商店街から転機

地元の四日市は帰省する度に”シャッター商店街”が増えたという印象がありました。同世代はあまり四日市では見かけませんし、買い物や街で遊ぶ際にまず大阪や愛知へ出かけるケースも多いように思います。だから進んで四日市に行って1日時間を使えるかとい言われると結構厳しいように思います。ただ今回地元の友人と飲みにいく機会があり、色々調べてみると、三重県うまし国横丁なるお店ができてました。ここに行けば三重県の旨いものが食えるとの噂。行ってみたかったんですが、予約がないと入れないような盛況ぶりでした。あー四日市にもそんな場所があるんだって安心しました。今日本橋には三重テラスという三重のPR拠点がありますし、自分のサイトの三重県の日本酒ページはここ最近アクセスが多いです。地元に活気があるのはとても嬉しい。そんな喜びがあった帰省でした。

地元の歴史を振り返る

wikipediaでハイパーリンクを巡って歴史を振り返る遊びをしてました。小さいころから歴史が好きだったので、地元の歴史にも関心がありました。自分の出身は四日市市と鈴鹿市の境目にあたります。東海道五十三次やヤマトタケルノミコト伝説が残っているような場所です。かの昔、神との戦いで負傷したヤマトタケルノミコトが急な坂を登るため、剣を杖代わりにして登った伝説から「杖衝坂」と呼ばれたそうです。(近くにある和菓子屋さんの「采女の杖衝」って和菓子が美味しいので、もしお越しの際は食べてみてください。)また中学校の近くには昔の山城後が残っていて北勢四十八家といわれた小規模な豪族の母集団があったそうです。地名ってその土地ごとの歴史から来ている場合も多いので興味深いんですよね。みなさんは自分の地元の歴史を人に話せますか?この機会に振り返ってみては。


人のなりが見える本

by Thomas Leuthard
憧れの人っていますか?憧れまではいかなくとも、かっこいいなとか凄いなとか、そういう存在って自分を一つ変えるキッカケなんじゃないかなと思うわけです。自分にとっての一つのキッカケが大学の友人だったのですが、その友人は、なんというか身の回りのことや政治のこと、文化のことをすごく俯瞰的に見ていました。一つ一つの言葉の重みや的を得ている考え方にすごく驚いたことを記憶してます。もともと上京するまでは、ずーっとテレビやゲームをして過ごしてきた自分にとって、理解出来るわけもなく、すごいなかっこいいなということばかり思っていました。本棚を見ると人となりが分かると聞いたことがあります。その人がどういう事に興味があって、何を知ろうとしているのかというのが見えて面白いんですよね。見方を変えればとても恥ずかしいことなんですが。その友人が本を読んでいたかどうかは定かではないです。ただ何らかの学びがあってのものだと思いますし、その一つが本であっても不思議ではないと思っています。色々この夏読みたい○選ってタイトルのまとめも沢山でてますね。もっと人が見えたまとめが沢山あれば素敵だなと思います。前振りが長くなりましたが、今日は本について書いていきます。これまで自分が新しく気付きを与えてくれた本を一部です。学生の時に読んだ本ばかりなのでちょっと古いかもしれませんが。よかったら読んでみてください。

美しく怒れ


「芸術は爆発だ!」という言葉で有名な岡本太郎さんの本。「怒る」ということをすごく肯定的にとらえていて、すぐ後ろ向きに考えてしまう自分を、前に進めてくれた本です。
”『ほとんどの人間が何かこの世界の現実に、半身しか入れていない。いや、入れられない状況に在るのだ。この近代機構のなかに、全身全霊をぶつけて生きる場所などほとんどない。自分自身が本当に充実していないから、空虚なリアリズムにうつつをぬかす。代用の生きがいにうつつをぬかして、自分をごまかしてしまうのは空しい』。”

ホモモーベンス-都市と人間の未来


40年も前に書かれた黒川紀章さんの本。全然古い気がしないのと、参考になる考えが詰まってます。

”『情報社会には第一次情報社会の段階と第二次情報社会の段階がある。第一次情報社会とは、どんどん大量に流れてくる情報を、金を出せば出すほど大量に仕入れることができる。大量に仕入れた中で、たらふく食べてみて、それで消化できたものが、その人の栄養になる。つまり情報の価値が貨幣に換算できる時代。
 その次の時代になると、大量に買える情報というのはどこへ行ってもただでもらえる。そのころには消費水準が上がっていて、一人一人の生活は、まったく均一化している。自分が生きがいを求めてより人間らしく生きるためには、独自のユニークな情報を求めなければならない。つまり、クリエーティブな情報の時代になる。そういう第二次情報社会になると、いったいクリエーティブな情報というものは買えるのかどうか。むしろ自分の持つ個性的な情報の対価として物々公開で手に入れるよりほかにないだろうと思う。そのとき、いつでもどこでも自分の望むときに発信し、受信し、フィードバックする能力をもったカプセルは、大きな有効性を発揮するだろう。』”

コミュニティを問い直す


今の暮らしがどういう過程を踏んでいるのかがよく分かる本です。(「BOOK」データベースより)戦後の日本社会で人々は、会社や家族という「共同体」を築き、生活の基盤としてきた。だが、そうした「関係性」のあり方を可能にした経済成長の時代が終わるとともに、個人の社会的孤立は深刻化している。「個人」がしっかりと独立しつつ、いかにして新たなコミュニティを創造するか―この問いの探究こそが、わが国の未来そして地球社会の今後を展望するうえでの中心的課題となろう。本書は、都市、グローバル化、社会保障、地域再生、ケア、科学、公共政策などの多様な観点から、新たな「つながり」の形を掘り下げる大胆な試みである。

独立国家の作り方


モバイルハウスを作る坂口恭平さんの本。当然と思っていた土地のこと、家のこと、暮らしのことが変わりました。内容(「BOOK」データベースより)現政府に文句があるなら、勝手に独立国家をつくっちゃえばいい。匿名化したシステムとは戦わない。何も破壊しない。ただ、歩きかたを変えること。視点を変えること。そして、思考しつづけること。それだけで世界はまったく別の相貌を見せ始める。路上生活のエキスパートたちに教えを請い、歌うように、踊るように、DIYで国をつくった男が語る、いまここにある希望。

中身化する社会

可視化される社会と本質的なものを消費する社会への考察が面白いです。内容(「BOOK」データベースより)生きるうえで大事なことが、変わった。その変化の潮流を示すことが、本書の目的だ。ネットの進化、そしてソーシャルメディアの爆発的普及によって、テレビや広告などによるイメージ操作は、ほぼ効かなくなった。ウソや誇張はすぐに検証され、バレてしまうからだ。商品もサービスも、そして人間までも、その「中身」が可視化され、丸裸にされてしまう社会の中で、もはや人々は見栄や無駄なことにお金や時間を使わなくなる。そして、大量消費的な流行に流されず、衣食住すべてにおいてより本質を追求するようになる。この社会の“新しい次元”に、僕らはどのようにコミュニケーションと生き方を変化させ、対応していくべきなのか。
他にも面白かった本沢山あるんですが、長くなってしまうのでまた次回の機会があれば話しましょう。またこの本を読んだことがある方で、おすすめの本があれば教えて下さい!ではではまた来週に。


もっと文化を伝える力をつける夏

弘前ねぷた祭り

こんにちは。はじめまして。月曜担当のヤツです。自己紹介はこちらをどうぞ。「今年の夏やりたいこと」について書いていきますね。まず、ざっくり話すと「英語の勉強がんばりたいな」と思っています。詳しくは後ほどお話するのですが、丁度いま秋田~青森にかけて東北のお祭りを見に来ています。その中で思ったこと、感じたことが今年の夏にやりたいこととしてがんばりたいです。

自分にとってもこれまでの夏

唐突ですけど、日本って四季がありますよね。自分にとって季節ごとに感傷に浸ることって勿論あるんですけど、夏というと四季の中でももっとも考え深い季節なんですよね。極端な気温だったり、イベントの豊富さだったり、思い出づくりには欠かせない季節のひとつだと思います。梅雨明けともなると蒸し暑くてほんとに辛い時期なんですけど、その分、想いとして記憶に鮮明に残るもんなんですよね。

毎年この夏の時期は学生の時に四国(おもに香川県から瀬戸内の島々をめぐる)の旅をしていました。四国って訪れた方ならわかってもらえるかと思うんですけど、風土がちょっと変わっているんですよ。カラッとしていて日照りが強い。また瀬戸内国際芸術祭の影響もあってか高松市内の普通の建物がちょっと芸術的だったり。また何より繁華街がぎゅっと凝縮していて、飲み屋さんもチェーンが少ない(実際は多いかもしれないです)ので高松に行かないと入れない居酒屋があったりするんですよね。だから高松に足繁く通っていました。もうかれこれ5年間は毎年行っていたので旅行する際は是非。

ただ毎年行っている関係もあってちょっと新しいところに行きたくなったので今年は今秋田~青森を旅行しています。丁度今日担当だったので特急電車の中や宿で書いてます。自分も初めて訪れたんですけど、この時期ってすんごく東北面白いですね。秋田市「竿燈まつり」弘前の「弘前ねぷた」青森市の「青森ねぶた」五所川原市の「立佞武多」お祭りが同じ時期にやっているので、電車とかで旅人と「どこ行ってきた?」と会話が生まれたり、ふらっと立ち寄って相席になった人と2軒目一緒にいくとか、東北全体で色んな人と出会うことができます。今回は取り敢えず身体だけ持ってきた感じもあり、ちょっとスケジュールが分かっていなかったので来年また来たいと思ってます。その東北の旅行の中で感じたことが、自分にって「やっぱり夏に英語をがんばらないと!」と思える確信につながったように思います。

英語で伝える

東京都内の駅構内で「行くぜ!東北」の広告ってよく見ませんか?すごくメディアとしても労力がかけられていますし、東北の各県の魅力が沢山つまっているんですよね。いま秋田~青森にかけて旅行していて思うのが外国人の方って結構いらっしゃるんですよ。驚くことにねぷた祭りの太鼓担当が北欧の方だったり。古い趣がある木造家屋の旅館は日本人も勿論惹かれるものがありますし、外国人旅行者からしても関心があるところなんですよね。そうなると外国人観光客が自然と増えてくるものなんですけど、それを言語として対応できる人って結構います。昨日泊まった旅館の店主さんとか3ヶ国語くらい話していますし、旅行で同席している日本人も流暢に英語を話をしています。

日本の文化ってすごく広くて深いものだと思っています。海外では日本酒や梅酒が売られていたりしますけど、日本酒は直売店や蔵に行かないと買えないものが沢山あります。最近は日本酒がブームなので、実際どうなのかは定かではないですが、日本酒の加水や原酒の違いを説明出来る人ってそんなに多くはないと思ってます。そもそも若者が日本酒飲まないと言われていますし、チェーン居酒屋で提供される日本酒も然程バリエーションはないと思ってます(どこにいっても同じクオリティなのが強みなので)。そうなると日本酒の文化って日本人の中でも話せる人は限られてますし、Japaneseとしてのcoolって伝えられないと思うんです。それを伝えるためにはいくら日本語で伝えようとしても難しいと思います。だから、この夏だから始めた訳ではないですけど、英語は避けては通りたくない道だと改めて実感しました。だからこの夏は英語にもう少し向き合いたいと思います。

で東北の祭りはどうなんだ!という話なんですが、手持ちの写真もまだカメラの中に入っているので、次の機会にお話できれば。笑 長々としてしまいましたが、読んでいただいてありがとうございます。明日はshioriですねー!プロフィールからも多趣味なことが見て取れるので、夏どんなことするのか気になります!ではまた来週。