やっぱり、東京。

先週の金曜日に現職の最終出社日を迎え、有給消化としてお休みを頂いてるので、久しぶりの友人に会ったり、家でごはんを作ったり、映画を見たり、ゆっくり過ごしています。普通は働いているであろう平日に好きなことをするのは、休日にするのよりもワクワク感が大きいことに気付く。来週からは少し忙しくなりそうなので、つかの間の休息です。

さて、今週のGOOD AT TOKYOは、「住んでみたいところ」がテーマ。

旅行に行く度に「ここで住んだら、どんな暮らしが待っているのだろう?」と想像するのが好きで、滞在中は観光地を沢山巡るよりも、できるだけそこの場所で暮らしている同世代の子たちが行っているお店などを周ることが多いです。本屋で現地の雑誌を買って、おすすめのお店に行ってみたり。

なかでも一番お手軽に暮らしを疑似体験できるのがスーパー。商品から自分が普段暮らしている生活との違いが垣間見えて面白いです。

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例えば、スウェーデンのスーパー。思わず「乳製品多!!!」と言いながら撮った写真。フェタチーズがたっくさん。

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こちらはフィンランドのスーパー。シャンプーにはばっちりムーミンが。フィンランドのスーパーには、ムーミンがついた日用品がたくさんあり、日本のドラえもんと同じような感覚で使われていました。左にある少女漫画キラキラなシャンプーは何のキャラクターなのか全く不明ですが、こんな感じのタッチの絵はスウェーデンよりもフィンランドのほうが多く見られました。また、マリメッコ柄のナプキンなども安価で売られています。

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ドイツのフランクフルトのコンビニにはハリボーの等身大クマがいらっしゃいました。さすが本場。

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タイは日本語がデザインのアクセントとして多様されているようで、こちらのお菓子にも「おこめのチップス」と書いてあります。話はずれますがタイの飲料メーカー大手の「OISHI」の「緑の茶」は、緑茶だと思って油断して飲むとものすごく甘いので要注意です。タイの飲み物ってなんで全てこんなに甘いのだろう…

海外のスーパーばかりになってしまったけれど、日本国内でもかなり差があって面白いなと思います。自分の住んでいる東京で売られていないメーカーの食品などを見つけるとついつい手が伸びてしまうなあ。今は旅行者として珍しがって手を伸ばしているけれど、もし住んでいたら当たり前のように毎日のように買ったりするのかな。だなんて妄想するのも、また楽しみの一つ。

旅行に行く旅にこんなところに住んでみたいな、というぼんやりとした妄想ばかりしている一方で、現実的に住み続けたいと思う街は「東京」です。東京生まれ東京育ちで、両親の故郷も東京である江戸っ子の私は、自分の故郷でもあり今も住み続けている東京の街をもっと好きになって、これからもずっと住んでいきたいなと思っています。

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東京といえば、東京タワー。いつも見ているけれど、足で登ったことないよねと言って、3年前に大学の友人たちと登った時の写真。東京タワーの中に入って、上を見上げたとき、意外とまだまだ東京のことを知らないなあと感じたのを覚えています。

ちょうど、今発売している雑誌「広告」で、藻谷浩介さんの「東京でも里山資本主義ってできますか?」を読んで、これからも東京に住み続けるために、将来を見据えて少し発想の転換が必要かもな、と感じていたところでした。これからも面白くなり続けるであろう東京の今と少し先の未来を、もうちょっと考えて暮らしてみようかな。