いま頭の中にあること

引越しがしたい

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本当は7〜8月に引越しがしたかったんだけど、バタバタとしていて引っ越せなかった。今のお家は中目黒まで徒歩12分、祐天寺徒歩7分、築25年の8畳の部屋がある1Kというところ。歩くのは好きだから駅から遠くてもへっちゃら。古くてもまあそんな気にしない。って感じで、立地のわりに比較的やすく住めている。気分転換にぶらぶら歩けば三軒茶屋も行けるし、代官山蔦屋書店にも行ける。なかなか気に入っているのだけど、、ここに住んで3年目。スーパーとか物価も高いし自炊派には少し大変。美味しいごはん屋さんはたくさんあるから美食家には良い町なのかもしれない。

引越すとしたらサブカルの町「高円寺」のほうか、住みやすそうな「仙川」「つつじヶ丘」とか調布のほうかなぁ。調べてみると今の家の家賃でもっとキレイで広いお家に住めそう。いいなぁ。。なんて新しい町に思いを馳せてる今日このごろ。

海外に行きたい

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今年のはじめ、ヨーロッパを8ヶ国ほどまわってきた。英語も話せないけど、航空券だけ買って、宿は「booking.com」で予約。安くて、それなりにきれいなところ…ていろいろ考えてアパートを借りたり、小さいHostel?みたいなところを借りたり。あとは地図片手に好き勝手歩きまわってた。(ブログに詳しく書いています。良かったら読んでみてね。)

リュックサック1つで海外に行く「バックパッカー」に比べると「旅」なんて言えないのだけど、旅行会社が決めたところや観光地スポットを周るのではなく、なんとなく行きたいところに気の向くままに。こういうのって「旅」なんだろうか、「旅行」なんだろうか。高級なところには興味が無く、地元の人が集まるようなマニアックでちょっと暗い通りを歩くのが楽しかった。

こんな旅行、またしたいなあ。

旅と英語の壁

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さて、バックパッカーのお話。東京に出てきてからバックパッカーのお友達・先輩と知り合う機会が増えた。高校生の頃「高橋歩」さんの本を読んで、すごいなあ、なんて感動していたけど、それを実際にやってのけてる人たち。その行動力にビックリしちゃうよ。羨ましいなぁ…わたしもいつか…と考えてはいるものの「英語話せないし…」とつまづいてしまう。今年中にはタイあたりに行ってみたい。そして英語も話せるようになりたい。願ってるだけじゃダメだよね、行動しなくっちゃ。つい最近、2つ上の姉が一念発起して海外留学することが決まった。いいなあ!わたしも行きたいな〜〜〜!と、もんもん人生設計をネリネリ。

真夏のピークは去った

夏の終わりには「若者のすべて」を聴く。

いま頭の中にあることをツラツラと書き出してみました。
こんなことを日々、考えています。風邪気味kimixでした。


明日、今日よりも好きになれる?

こんにちは。
だいすきなkimixさんのブログから「GOOD AT TOKYO」の存在を知りビビビ!な衝撃と、わくわくな好奇心で、あれよあれよ…しあわせなことに、今こうやって自分の想いをつづらせていただいております。光栄です。

ご挨拶

はじめまして。今週の木曜日ゲスト枠、ご挨拶が遅くなりましたが、1989年うまれ、25歳、♀、Hachiです。トーキョー(都内)で雑誌や書籍の編集ライターをやっています。雑誌はファッション、ネイル、一眼レフカメラ。書籍はカルチャーや料理本を中心に。いろんなことに挑戦させてくれる、自由で好奇心を刺激してくれる愉快な仕事です。

B型!といわれるA型、身長149センチ、この夏はたぬき蕎麦に心奪われ中、ああ蕎麦食べたい。眠る時間が惜しくて、できるなら永遠に起きていたい、お酒はビールが一番酔っぱらう。寒さとすっぱいものが苦手、たいしたことでなくても涙腺崩壊(映画の予告で泣ける)、心理学と読書がたまらなく好き、そんな私です。
よろしくどうぞ、お願いいたします。

――「地元」とは何だろな、と GOOD AT TOKYO

さてさて、今週のテーマは「地元」ですね。
私にとっての、地元とは何ぞや。九州男児の父と、九州女子の母が、高校1年生からつづいた恋のゆくすえに、3歳うえの姉と、私が生まれました。父の仕事の事情もあって、我が家はまさにザ・転勤族で、こまこまたくさん引越しをしたため 根付く人間関係も、その土地への執着もあまりなくて家族だけがずっとそばにいてくれる唯一のコミュニティでした。思春期になって、やっと大阪に落ち着いた(父が単身赴任になった)から、そこが私のやっとこさ手に入れた「地元」といえるのでしょうか。

大阪府吹田市。
芸術が爆発した岡本太郎氏の太陽の塔から徒歩10分の場所、そこがまさに私の「地元」です。たくさんの家と、豊かな緑と、ちいさなしあわせで溢れるベッドタウン。図書館と体育館とスターバックスと公園がすべて徒歩圏内という最高の立地に我が家があります。

「吹田から出たくないよぉー」
「結婚するなら吹田在住のひとがいいー」
なんてことを真剣に思っていたほど、大好きな街。

「地元」といえば、「昔からなじみのひとがいる場所」というイメージなのですが、昔から私のことをずっと知っているのは、よく考えたら家族だけなんですよね。わたしはずっと続いていく人間関係とか、友達関係を知らずに過ごしたから 人間関係を築くのにとてつもなく、とてつもなく、苦手意識があります。どんなコミュニティでも過ごしていける、周りの状況を分析する勘とスキルだけは身について、おかげさまで私は旅先の人力車のインド人とも、学校の清掃員のおばちゃんとも、タクシーのおっちゃんともとっても仲良しです。笑

いま私には、素敵なひとや出会いに恵まれて、私はひとが大好きで、大事なひともたくさんいます。ただ、人間って、悩みや弱み、だめなところをさらけ出しあうことで関係に深みがうまれるものだと思うのです。わたしは自分自身のことや、弱み、悩み、自分自身の考え方をさらけだすことが苦手で、「どこでもやっていける」という変な自信と、「周りになじまなきゃ」という変な自信のなさがどこかにずっと残っているような、そんな気がします。

そんなまま、すくすくおとなになって、今もそのまま25歳。変わらなきゃな、どうにかしなきゃな、と思いつつ、気づけばもういいオトナ。そんなわたしが見つけたのが、このGOOD AT TOKYO。自分のことを自分の知らない、近くの遠くの誰かに伝える、知ってもらう。身近なひとには言いにくい、言えない、恥ずかしい、思ってること考えを伝える。しかも同世代、しかも色んな場所で、色んなスタンスですごす人たちへ。

自分のことを上手に伝えられるひとになりたい、相手のことをくみ取れるひとになりたい、だめなところもいいところも、上手に両方ほどよく見せられる味のある人間になりたい。GOOD AT TOKYO、わたしに、大きな刺激と変化をもたらすことができるんじゃないかって思いました。そんなこんなでおかげさまさま、晴れてこの場所に思いをつづっている今です。

わたしと仕事

もうひとつ、話しておきたい、「わたし」と「仕事」の話。いまの仕事に就いたのは、今年の5月になってから。まだ入社して3か月の新人です。その前はカチコチの金融業界で事務職としてOLをしていて、大阪でぬくぬく実家暮らしをしていました。

小学生の頃の私は、学校で先生から「さくらの色をぬりましょう」と言われて青、赤、緑、黄、オレンジの5色の、ど派手な色でくっきり塗り上げ、先生にびっくりされ、母親が呼び出され。

漢字ドリルは、納得した字がなかなか書けなくて、家でひたすら毎晩日付けをこえるまで 書き直しまくって、ドリルは真っ黒になって、ボロボロ。

三角形の面積の求め方を習って、公式というものを与えられたけど「公式」がいう意味をまったく理解することができなくて、「ただ覚えたらいいのよ」という説明にも納得できず何度も尋ねて怒られ。

わたしは変にこだわりが強くて、やりたいことに没頭して、自分が思った水準までできないと我慢できない、そんな頑固さに恵まれて(?)生まれてきたようです。

そんな私が、なにひとつ変わらず、そのまますくすく育って、前の会社に入社。晴れて社会人に。そもそも金融業界にはいったのは、「金融業界にだけはいきたくない」と思っていたから。自分の苦手分野をひとつでも減らしたくて、まったく知識のない金融をマスターしてやりたくて。永遠につながっていたいと思える最高の同期に恵まれつつ、幸せな人間関係に恵まれつつ。それでも入社してからずっと、こころの違和感「この仕事でいいのかな」は消えませんでした。

同期200人が受けて「落ちる人はいない」といわれた、業界内取得必須の資格試験にたったひとり落っこちた前代未聞の大事件を巻き起こし、自分の仕事内容の理解度が配属直後と、配属1年後とまったく変わらず。自信とやる気だけみるみる失って、自分がなぜこの会社にいるのか、と日々もんもん。

なんで一生懸命できないんだろう、原因を分析して、行き着いた答えが、「自分がよしとすることしか、私は全力でできない」という、なんともわがままで子どもじみたものでした。

直属の上司から、特記して褒められたことは「スピーチ」と「文章力」と「感性」と「素直さ」。

実直さ、正確さをメインに評価される金融業界の会社のなかでよしとするもの、必要とするものと、私が自分で思うよいところ、提供できるもの、よしとするもの、みてほしいもの。マッチしていないな、と確信がもてたわたしは、すがすがしく退社を決断することができました。

紆余曲折しながらも、いまは撮影したり、取材したり、文字を書いたり、絵を書いたりの毎日。

徹夜なんてザラだし、先週はほとんど家に帰っていないし前の会社と比べたら、お給料だって半分ぐらい。12時間以上パソコンとにらめっこして、タイピングする姿勢で寝ちゃってるなんてアルアルで。お洋服もお化粧品も旅行もお休みも少し遠くにいっちゃったけど、それでも、まえの会社で働いていたときのように「つらい」って思うことはありません。

「絵がうまいね」
「字がきれいだね」
「いい企画だね」
「いい本だね」

私がみてほしい自分の「よいところ」「悪いところ」を、同じように「よいところ」「悪いところ」とみてくれる会社に、ひとに、環境に、身を置いているからでしょうか。

「17:30終業がしあわせ」
「ボーナス3ヶ月分がしあわせ」
「キレイなビルで働くのがしあわせ」

いろんなしあわせがあっていいし、いろんな働き方がありますよね。何事も、そのひとの自由、好きずき。みんなのしあわせと、自分のしあわせが、
少し違ったことを教えてくれた前職と現職。

友達、親、家、仕事、恋、貯金

大阪からの去り際はわんわん泣きながら、たくさんの愛と贈り物をもらいながら何度も不安になりながら、立ち止まりそうになりながら、それでもぜんぶぜんぶ大阪に置いてきてトーキョーでいちからまた始めて、今日で3ヶ月とちょっと経ちました。

いまは振り返ったり、立ち止まったりする勇気がなくて、まえだけ向いて日々を生きている感じです。「これでよかったのかな??」とか考えてる時間もないぐらいめまぐるしく毎日が充実しているから、やっぱりきっとこれでよかったんだと思っています。

トーキョーはまだまだ見知らぬ街で、それでもわたしはトーキョーがだいすきだし、ここで生きていくんだと思うし、だからトーキョーのことを一歩遠くから見つめているような、こういう視点をなくさず持ち続けていたいです。大阪が、友達が、家族が恋しい、という感情をずっと大事に忘れずにもっていたいです。そんな視点で、GOOD AT TOKYOをみていたいです。

でも、トーキョーで身に着けた新しい価値観、知識、考え、出会いも大事にしたい。イチから始めるトーキョーだから、びっくりするぐらいの自分なりの富と財産と収穫をかっさらっていきたい!

その私なりの富と財産が、ここGOOD AT TOKYOでもたくさん見つかりそうな気がしています。みなさんなりのしあわせは、みなさんの富は、財産はなんでしょうか。

「明日、今日よりも好きになれる」という歌詞のように、今日の私は、明日の自分がよりハッピーに、より好きになるような生き方を、そんな私を選んでいきたいです。

Hachiでした。


きみと船橋の片田舎の話

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あっという間に日曜日、一週間がはやいなぁ。
どうも、kimixです。今週のテーマは「地元のこと」。

わたしは小さい頃に三重→埼玉→千葉→千葉って引越をわりと経験していて、中学生くらいから千葉県の「船橋市」に住んでいます。船橋市といえば、去年から非公認ゆるきゃらの「ふなっしー」で少し有名になったのかな?南船橋には「ららぽーと」や「IKEA」とかがあります。

わりと栄えてるイメージがあるのか、「船橋に住んでいるよ」というと東京まで近いじゃん!都会育ちだね!と言われることが多い。だがしかし、わたしが住んでいるところは船橋市のなかでも端っこの中の端っこ。だから「THE・船橋」って感じの船橋駅まで電車で1時間ちょっとくらいかかるのです。泣ける。

「マイルドヤンキー」って言葉を最近よく聞くけど、わたしの地元ってまさにそんな感じ。ヤンキー多いし、レディースとかあったし、中学校のトイレにはスプレーで落書き、授業中にバイクが校庭をパラリラ〜っていうこともあった。コンビニ前でスウェットにキティちゃんサンダルでたむろしてる人もまだいるし、小中の友達で集まっている子も多い。とくに田んぼが多いわけでもなく、住宅街だから家と家の隙間は東京と変わらないくらい。駅前には一応マックがある。中途半端に都会?で、中途半端に田舎。なんの特色もない、そんな典型的な関東の片田舎。

で、わたしはこんな田舎街が大嫌いだった。

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少し歩けば小学校の裏に牧場がある。牛の匂い。鼻につく糞の匂い。

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こんな大っきい麦わら帽子をかぶって庭掃除したり。

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牧場近くの森に朝一番にいくと空気が澄んでいて木漏れ日がキラキラしていて。

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きれいな紫陽花もたくさん咲いている。

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夏の始まりには、家の前に青々とした絨毯ができる。

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大きな鉄塔があって、ずーっと伸びる一本の道。となりの町まで続いている。

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秋になるとふわふわとススキが揺れる。

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マフラーを巻かないと身震いする季節には、あんなに鮮やかだったのになんとも言えない哀愁ただよう空気を含みはじめる。

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東京じゃ吸えることのない空気、
見かけることのない色合い、
ゆっくりと過ぎる時間。

あんなに嫌で嫌で飛び出したあの時から今年で3年目。
遊ぶ場所も観光できる場所もないけれど、でも、この何の変哲もない場所が好きなのかもしれないって気付いた今日この頃。

今は胸を張って言える、
「この街が大好き」だって。


きみとリトル・ダンサー

こんにちは。日曜担当kimixです。

今週はフリーテーマ、ということなのでわたしの大好きな映画を紹介したいと思います。ちなみにガッツリ内容も説明しているのでネタバレが嫌いな方は今日の日記はスルーした方がいいかも…?そんなわけではじまります、本日のGOOD AT TOKYO。

「リトル・ダンサー」

『リトル・ダンサー』
(原題『BILLY ELLIOT』2000年英国作品)

あらすじ

舞台は1984年の英国北東部の炭坑町、ダーラム。11歳のビリーは炭鉱労働者の父と少し歳が離れた兄、そしてボケが始まっているお婆ちゃんと炭坑住宅に暮らしている。ママは去年、亡くなった。イギリス下層階級における少年たちの「少年時代」は短い。義務教育課程を終えたらすぐに職に就かざるを得ない。自由な少年でいられる時間は本当に短い。

少年たちは放課後をサッカーかボクシングの練習に費やし、男になる用意をする。だが、この町の二人の少年だけは殴り合うスポーツに全く興味がなかった。一人はビリー。もう一人はマイケル。

ある日、ボクシングの練習をしている町のホールにウィルキンソン夫人のバレエ教室が引っ越して来る。ビリーはボクシングの練習中もバレエのためのピアノの音が聞こえてくると、我知らず身体が音楽に合わせて踊りだしてしまう。そして、ついには女の子の中に混じってバレエのレッスンを受け始める。ウィルキンソン夫人は少年の中に「踊らずにはいられない天性の何かがある」ことに気付いてしまうのだ…

この作品に出会ったのはたしかわたしが中学生だったとき。まだ夢を追いかけるとかもよくわからず、部活動のテニスに打ち込んでいたっけ。

割と忙しい部活だったから平日も朝早く練習。そして晩遅くまでボールを追いかけて、土日も休みなくラケットを握りしめて素振りをしてた。団体戦でも個人戦でも一応レギュラーに入って大会に出ることができていたけど、なんだかなぁという毎日。スポーツは嫌いじゃないけど特別好きでもなかったし、友達がいたからなんとなく部活をやっていたの。

そんなわたしの唯一の楽しみは、家で晩ごはんを食べ終わった後に絵を描くとか、ハリー・ポッターをはじめとする児童書を読むこと、そしてたまの休みの日にTSUTAYAで借りてきたちょっとマイナーな洋画を観ること。(メジャーな映画を観ることがなんとなく嫌だった)


英国の古い感覚では「ダンサーは女のやる仕事。あるいはゲイの天職」だ。

ビリーの父にしてみれば息子がバレエのレッスンを受けるなんてもっての外の出来事だった。女の子に混じってレッスンを受けている息子を見て、父は無理やり家に連れ戻す。子供の時から炭坑町に育ち、故郷以外の土地を知らない父。因習に縛られたその頭では息子の考えは理解出来ないのだが、心は必死で息子を解ろうとしている。だから、最後のひと言だけは飲み込んでいる。我慢できずにビリーは叫んでしまうのだ。「オカマじゃなくたってバレエが好きな奴はいる!」

ウィルキンソン夫人はこのダイヤの原石を必死で磨こうとする。人目に付かないよう早朝のボクシング教室を使ってレッスンを施す。天賦の才は徐々に輝きを見せ始める。「この子だけはこの炭坑町で一生を終わらせたくない」だが、ロイヤル・バレエ学校の出張試験が近づいたある日。炭坑労組と警官隊が激突して、兄が捕らえられたことからビリーは受験を断念せざるを得なくなる。

ビリーは炭坑町の、ひいては英国下層階級の閉塞状況の中でもがき苦しむ。踏む地団駄。蹴る塀。這い昇ろうとする壁。それはそのままダンスになって行く。少年は逃げるように家を飛び出し、狂ったようにタップを踏む。

うちの中学は1学年400人近くいるマンモス学校。その中でもわたしは勉強も運動も中の中。学校によくいる「平均的」な生徒だった。

絵を描くことは好きでもみんなを驚かせるような画力は持ち合わせていなかったし、手先もとても不器用だったから美術で5をとってたのか?と言われるとそうでもない。本当に目立たない普通の人だったと思う。

なんとなく過ぎていく日々がつまらなくて刺激が欲しくてモヤモヤしていたとき、なんとなーくな成績でもとりあえず県内でも有名なスポーツ高校に進学することができた。(とくにバリバリ運動する気はなかったのでわたしは普通科ですが…)家から学校まで電車で1時間半。決して近くはないけれど、それでもなぜかその高校に行きたいって思ったの。入ってみたらそりゃあもうビックリの連続。

それこそ全国レベルの運動生徒ばかりが集まっていて、ずっと平均的な生徒だったわたしには強すぎる刺激だらけ。みんな自分の夢や目標を追いかけていて、毎日がキラキラしていて、勝っても負けても1軍でも2軍でも笑い合っている日々。

わたしは部活をやっていなかったけど(基本的に推薦でとってしまうので部員を募集してなかった笑)(正確には”クッキング愛好会”という部活に入っていたけどその話はまた今度…)、クラスも学年もみんなすっごく仲良くて本当に素敵な青春時代を送らせて頂きました。サッカー部、バレー部、野球部、バスケ部、吹奏楽部…みんなの全国大会の応援ばっかりいってたなぁ。

とっても楽しかった反面、わたしはめちゃめちゃ悔しかった。なんで同い年なのにわたしは応援してばかりなんだろうって。わたしもキラキラしたいし、やりたいことやって、心から楽しい!良い人生だった!って言いたいって。すっごい悔しかった。

Like Electricity

「リトル・ダンサー」の主人公ビリーには天才といえる才能はない。でも「やりたい」って気持ちだけで勝手にからだが動いちゃう。その気持ちはすごくよくわかる。輝く同世代の人をみていると、わたしも何かせずにはいられなくなる。

居ても立ってもいられなくなったわたしは、独学ながらにも夜な夜なhtmlやcssを学んだり、絵を描いたり、WEBデザインをしてみたりして、こっそりホームページを作っていた。

毎日更新していたBLOGはそれなりに読者もついて、今でもTwitterをフォローしてくれている人もいる。そのときにWEBって楽しいなぁ、人と繋がれる場所なんだなぁと初心者ながらにネットの壮大さに感動していた。(でもPCが得意というのはなんだかオタク文化のようで誰にも言えなかった)

高校生になって見返した「リトル・ダンサー」に、中学生のときに抱いた感想とはまた違うなにか感じたんだ。後々気づくことだけど、寝る間も惜しんでやれること・やりたいことこそが「本当に好きなこと」なのかもしれない。

高校を卒業したら今度はわたしの興味のある分野でキラキラ輝ける場所に進もう。そう思っていたんだけど、家族の反対やいろんなことが重なって一度デザインの道を挫折。

大学に進学してもなんとなく刺激のない日々。今でもよく遊ぶ仲良しの友達もできたし、全く興味のない分野の勉強じゃなかったし毎日楽しいんだけど、でもわたしが求めてたのはこれじゃないんだよなぁってまたモヤモヤ。

学校、勉強、遊び、バイト… なんかちがう。これじゃない。

もうデザインの道は絶たれたんだから他の道を探そう…って努力したけどどうも上手くいかず。20歳の誕生日に自分へのプレゼントとして買ったパソコンにまたもや夜な夜な向かい合って、気がつけばバイトから帰宅して毎朝4時頃までずっとコラージュを作っていた。止まらなかった。

ビリーがロイヤル・バレエ学校の試験を受けたとき、面接でこう答えている。

「ビリー、踊っているときはどんな気分?」
「さあ…。いい気分です。最初は体が堅いけど踊り出すと何もかも忘れて…すべてが消えます、何もかも。自分が変わって体の中に炎が…。宙を飛んでいる気分になります。鳥のように。電気のように。………。そう、電気のように」

今、わたしがいる場所

大学生になってこの映画を見返したときビリーにとても共感したし、反対される環境にいながらも最終的には応援してくれる家族がとても羨ましいと思ってしまったのを覚えてる。

夜な夜な作品を大量に作りつづけた甲斐があってか、その後いろんなところにお誘いいただき雑誌のお仕事やメディアへの出演をさせていただく。このままトントン拍子にいくのかな!自分の夢がついに叶うのかな!なんて考えてた矢先、大学卒業間近にまたちょっと大きな出来事が起きて泣く泣くデザインの道を諦めることに。

そうやって2度目の挫折を味わうんだけど、数年の紆余曲折を経て結局はわたしは今、ここに立っている。周りの人に支えられて、いつの間にか、未熟ながらもイラストレーター・デザイナー、そしてアートディレクターとしてお仕事をいただく身になっている。

わたしは今、今までで一番キラキラした場所にいると思っている。

この映画のラストは、主人公ビリーが大人になって自分の夢を叶えて舞台に立つ、というところで終わっているのだけどそれが描かれすぎていないのがすごく良いと思う。

わたしはハッピーエンドよりバッドエンドが好きなかなりのひねくれ者だけどこのハッピーエンドはすごく好きだ。
全てがリアルなんだ。

天才だったね!努力したね!チャンチャン、というストーリーじゃない。全てが最後の飛躍に込められているんじゃないかなぁ。

I can’t live without you.

「I miss you…」

余談だけど、最後にお兄さんが目に涙を浮かべながらビリーを送り出すシーンでのこの言葉。これを聞いて「寂しいよ…」って「アイ・ミス・ユー」って言うんだ!と知った12歳のわたし。なんだか切ないこの印象が頭から抜けない。

(T.REXも曲も逸品だわ)

とっても長くなってしまったし、ちょっと小っ恥ずかしいことも書いてあるけど、ワイン片手にパプリカの炒めものをつまんで割りと酔っ払いながらパソコンに向かっているのでどうか大目に見て欲しい。

そしてこの映画を観ていない人は絶対に観て欲しいし、観た人はぜひもう一度観て欲しい。

きっといま観返してみると感じることもまた変わるんじゃないかなぁ。そんな感じ。わたしの分岐点のそばにいつもいてくれた映画、「リトル・ダンサー」おすすめです。

さて、明日はoichiくんです。「GOOD AT TOKYO」のみんなの好きな映画も知りたいな〜。
それでは来週もお楽しみに!kimixでした。チャンチャン。


きみとサマーライフ

はじめまして、こんにちは。

大人の交換日記「GOOD AT TOKYO」日曜担当の kimix です。1989年生まれ、三重県生まれの千葉育ち。普段はフリーランスのコラージュ作家・イラストレーターとして雑誌や書籍の挿絵を担当したり、女性向けサービスのアートディレクターをするなどのんびりマイペースに日々を送っています。趣味は映画を観ること・本屋に入り浸ること・ふらふら散歩をすること。(もっと詳しい自己紹介はこっちを見てね)

ハローサマーライフ

ついに2014年も8月に突入しましたね。
窓を開けると蝉の声。何もしていないのにじんわりとにじむ汗。わたしは昔からクーラーが苦手で、実家ではいつも窓を全開にして扇風機の前でゴロゴロ寝転がっていました。そうやってにじんだ汗が、窓から入ってくる風と扇風機の強い風に吹かれてひんやりするのが好き。だから夏にかく汗は嫌いじゃなかったのです。

でも、東京の夏はちょっと違う気がする。暑さが、そろりそろりとやってくる。少し歩けば気が付くと背中をツーっと大粒の汗がつたう。なんとも言えない気持ち悪さが嫌で急いでキンキンに冷えた建物に駆け込む。

あれ…?そういえば東京で一人暮らしをはじめて3年目、クーラーなしでは生きられなくなってるみたい。そんなことに気づく。わたし、東京の夏はちょっと苦手かも。

この夏にやりたい5つのこと

ちょっと苦手な東京の夏。でも楽しめることもたくさんあると思う。(東京以外でも、ね!)ということで、今週のテーマ「今年の夏にやりたいこと」。わたしの夏にやりたいこと、紹介します。

こだわりの宇治金時で頭をキーンとさせる

かき氷

最後に心から美味しい!と思った宇治金時を食べたのはいつだったかな。アイスはいつもコンビニで買って食べちゃうからあんまりこだわったことがない。

渋い緑色の氷の上に、つぶつぶした小豆がたっぷりのったあの食べ物は日本の夏を一番感じられる気がします。色合いも、味も、日本らしくてなんとなく好き。甘〜い小豆と一緒に、ちょっぴり苦〜い抹茶をくちに含んで、思わず目をつぶってしまうほどの「キーン!」を感じたいな。

自家製ジンジャーエールをつくる

ジンジャーシロップ

炭酸はあまり好きじゃないのだけど「自家製ジンジャーエール」という文字を見かけただけでカフェで頼んでしまう。(生姜の味を強く味わえる辛口が良い!)

最近、わたしのまわりの子がこぞって自家製ジンジャーシロップをつくりはじめていて、いいなぁと思いながらシェアされるFacebookやInstagramを眺めてたんだけどレシピを調べてみたら、あらら結構誰でもつくれるみたい。材料を切って瓶に詰めて寝かせるだけ。わーお、簡単!ふふふ。この夏、わたしオリジナルのジンジャーエールを作ってやろうじゃないの。

夏フェスを堪能する

夏といえばフェス!夏フェス!いつも行きたい行きたいと思いつつ行けてなかったフェスたち。今年は「人生でやりたい100のこと」を地道に達成していくぞ、と決めているので思い切ってチケットを買っちゃいました。今年参戦するフェスは「FUJI ROCK」と「SONIC MANIA」。

ちなみにFUJI ROCKは7月に人生初3日間参戦してきました!楽しかった〜〜〜。音楽だけじゃなく、森へのプロジェクションマッピングや、山ガール・山ボーイさながらのカラフルな洋服。。レインポンチョもレギンスも、個性的でとっても可愛い。そしてみんな笑顔・笑顔・笑顔。音楽にあわせて知らない人同士でも歌って踊って最高にハッピーでピースフルな空間でした。「SONIC MANIA」も楽しみだなぁ。堪能するぞ〜っと!

暑中御見舞いを5人に送る

暑中御見舞い

最近、文通をはじめました。
友達と連絡をとるときは電話よりメールだし、むしろメールなんて長文も書かなくなって短文を打ち込むLINEばかり。お気に入りのペンを持って、便箋やハガキの絵柄にときめきながら机に向かったのは…きっとたぶん遠い昔。日本には暑中お見舞いや残暑お見舞い、冬には寒中見舞いや年賀状だってある。そうやって手紙を書く習慣が用意されているのにできてないなあって気づいたの。たぶんわたしは人一倍いろんな人にお世話になっているから今年はちゃんと書いてみようと思います。ありがとう、の気持ちをペンに込めて。

クラゲたちのスローダンスに時を忘れる

くらげのスローダンス

海では潮の流れに乗って、ぷかぷか漂っているだけ。〜そんな姿をみていると、何も考えずながされるままというのも、案外気が楽なんだろうなと、憧れにも似た気持ちが湧いてくる。クラゲを眺めているとストレスが軽減されるという説もあるが、一人の時間ができたら、クラゲと一緒に、頭の中を空っぽにしてみるのもいい。(「&PREMIUM」JELLYFISH WATCHINGより抜粋)

大好きな雑誌「&PREMIUM」に書かれていたこの文を見て、わたしもぷかぷかと漂ってみたいと思った。1日オフの日があったら、何も考えずに水族館にいってみよう。きっとクラゲのダンスに時を忘れるだろう。

きみと、サマーライフ。

以上の5つがわたしのこの夏にやりたいことです。いかがでしたか?わたしもやってみたいかも…なんて方がいればぜひ実行して2014年の夏を充実させてみてくださいね。

さてさて、明日の担当は「oichi」くんです。oichiくんは個人で「旅を学びに変えるマガジン OutovMagazine」というサイトを運営している編集者さん。いったいどんな夏にする予定なのかな。旅かしら、それともお酒かしら。(無類のお酒好きらしい!笑)わくわくですね。

それでは明日もお楽しみに。
kimixでした。